角田裕毅、F1ベルギーでTOP3初選出…フェルスタッペンに迫るファンの高評価
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世界中のF1ファンはベルギーGPでの角田裕毅(アルファタウリ)の走りを非常に高く評価したようだ。キャリアを通して初めて、Driver of the Day(ドライバー・オブ・ザ・デイ)でトップ3に選出された。
スパ・フランコルシャンでの44周のレースで最も輝きを放ったドライバーとして選ばれたのは、ギアボックス・ペナルティを受け6番手からの逆転優勝を飾ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だが、角田裕毅はこれに迫る得票率を得た。
- マックス・フェルスタッペン – 15.5%
- シャルル・ルクレール – 14.8%
- 角田裕毅 – 14.6%
- ランド・ノリス – 8%
- セルジオ・ペレス – 7.3%
2016年に始まったDoD。2021年のデビュー以降、角田裕毅がトップ5に入ったのは鮮烈の初陣入賞を飾った2021年の開幕バーレーンGP(5位 – 7%)、2022年イタリアGP(5位 – 8.7%)、そして今回のベルギーGPの3回で、大賞に輝いたことはないが、これまでの中で最もその栄誉に近づいた。
11番グリッドに着いた角田裕毅は、オープニングラップを終えてポイント圏内8番手に浮上すると、翌周にランド・ノリス(マクラーレン)を抜き去り7番手に。5周目には手負いのカルロス・サインツ(フェラーリ)をオーバーテイクして6番手にまでポジションを上げた。
その後はアレックス・アルボン(ウィリアムズ)相手に戦略面でポジションを死守。1ストップ戦略勢に先行を許して後に順位を落としたものの、それでも10位を守り切って第4戦アゼルバイジャンGP以来8戦ぶり、今季3回目の入賞を飾った。
アルファタウリがシーズン前半で獲得した全てのポイントは角田裕毅に手によるものだった。