ウィリアムズF1、アブダビ若手テストでローガン・サージェントを起用
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ウィリアムズ・レーシングはF1第22戦アブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットで開催されるヤング・ドライバー・テストでローガン・サージェントを起用すると発表した。
英国グローブのチームは今年10月、20歳のアメリカ人ドライバーをジュニアプログラムに迎え入れた。米国フロリダ州出身のサージェントは今回、FW43Bで初めてF1マシンをドライブする事になる。
アカデミーに加わった後、サージェントは定期的にグローブのファクトリーを訪れ、シミュレーターでFW43Bへの理解を深めてきた。最終アブダビGP後の火曜に行われる今回のテストではこの経験を活かしてチームの開発作業をサポートする。
今回のテストについてサージェントは「F1マシンでの初走行が待ち遠しい。この素晴らしいチャンスを与えてくれたチームに感謝したい」と語った。
「シミュレーターを通してFW43Bの特性を学んではいるものの、実際にコース上を走るのは信じられないような経験になるだろうし、決して忘れる事はできないだろうね」
「最高のパフォーマンスを発揮して、チームからできる限り多くのことを学びたいと思ってる」
スポーティング・ディレクターを務めるスヴェン・スミーツは「FW43Bに乗るローガンを見るのが本当に楽しみだ」と語った。
「我々は今回、ピレリの18インチタイヤを装着したミュールカーを走らせる事はないが、それでもなおこのテストはチームにとって有益だし、ローガンにとっては我々がサーキットでどのように活動しているかを理解するための非常に貴重な機会となる」
サージェントはFIA-F3選手権で数々の勝利と表彰台を獲得し、2020年のチャンピオンシップでは惜しくもタイトルを逃す3位に終わった。今季はF3閉幕後にHWAレースラボからFIA-F2選手権に挑戦。先週末のジェッダ市街地コースでデビューを果たした。