小林可夢偉とトヨタ TS050 HYBRID7号車、2020年第88回ル・マン24時間レース ハイパーポール後のグリッドにて
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WECトヨタ、4年連続ル・マン24時間ポール「可夢偉のタイムは素晴らしかった」と中嶋一貴

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第88回ル・マン24時間レースのスターティンググリッドを決定する「ハイパーポール」が9月18日(金)に仏サルト・サーキットで行われ、TS050 HYBRID 7号車を駆る小林可夢偉が自身3度目となるルマン最速タイムを記録。TOYOTA GAZOO Racingが4年連続のポールポジションを獲得した。

トヨタ7号車は小林可夢偉がアタックを担当。2番手レベリオン1号車に0.555秒差の3分15秒267(平均時速251.2km)をファステストをマークした。小林可夢偉はマイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスと共に、積年のル・マン初制覇に向けてポールポジションから伝統の一戦に臨む。

2020年第88回ル・マン24時間レースのポールポジションを獲得したトヨタ TS050 HYBRID 7号車の小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス
© TOYOTA MOTOR CORPORATION / トヨタ TS050 HYBRID 7号車の小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペス

今回新たに導入されたハイパーポール方式。前日17日(木)の予選で各クラストップ6につけた車両が30分間に渡って熾烈な争いを繰り広げた。コース上を走る車両の数が減ったことで、クリアラップを得るチャンスが増えた。

金曜昼前のル・マンは好天に恵まれ、ポール争いは気温23度のドライコンディションで開始された。

小林可夢偉にとっては、2017年に自身が記録し、未だ破られていない3分14秒791というコースレコード更新に向けた挑戦となった。一旦はレベリオンがトップに立つも、小林可夢偉は自己ベストを塗り替えてトップを奪還。更に、セッション終盤にタイヤを交換してタイムを縮めていったものの、トラックリミット違反でタイム抹消が確定した事から計測を途中断念した。

予選を振り返った小林可夢偉は「またポールポジションを獲得できて本当に嬉しいです。チームが万全の準備を整えてくれたおかげです」と語った。

「チャンスが2度あったので、最初のアタックではやや安全にタイムを出しに行きました。2度目のアタックでは限界までプッシュし、途中までは非常に良いタイムでコースレコードに迫れたのですが、コースを少し外れてしまったため、アタックを断念しました。記録更新のチャンスであっただけにタイム抹消は残念です」

「練習走行でのレースペースは良かったので、後は24時間レースを戦うだけです。ここまで本当にハードに頑張ってきたので、決勝でもベストを尽くします」

TOYOTA GAZOO Racingの中嶋一貴、2020年第88回ル・マン24時間レースにて
© TOYOTA MOTOR CORPORATION / 中嶋一貴

僚友8号車は中嶋一貴がアタックを担当するも7号車から1.382秒遅れの3番手に終わった。予選を振り返った中嶋一貴は小林可夢偉のパフォーマンスに賛辞を贈った。

「ポールポジションを獲得した7号車を祝福したいと思います。可夢偉のタイムは素晴らしかったですし、最後のアタックではさらに速いタイムを出せたかも知れません」と中嶋一貴。

「一方の僕らにとっては困難なハイパーポールでした。公式練習3回目から若干苦戦しており、簡単なセッションではありませんでした。クルマの感触はとても良かったのでタイム向上のために試行錯誤したのですが、最前列獲得には届きませんでした」

「ただ予選はあくまでも予選であり、大事なのは24時間後のレース結果です。決勝レースで自分たちの力を最大限に発揮すべく、最善の方法で準備を進めます」

ポールポジションの獲得により、ランキング首位を走る7号車のドライバー達は1ポイントを追加し、2位の8号車との差を13ポイントに広げると共に、チームタイトル争いでトップを快走するトヨタが2位のレベリオンとの差を43ポイントに広げた。ル・マンの決勝を含めて、残り2戦で獲得できる最大ポイントは89ポイントとなっている。

第88回ル・マン24時間レースは、9月19日(土)現地14時30分、日本時間21時30分より、59台の車両によってスタートが切られる。

2020年ル・マン24時間ハイパーポール結果(LMP1クラス)

順位 チーム ドライバー 周回 タイム
1 #7
TOYOTA GAZOO Racing
トヨタ TS050 HYBRID
マイク・コンウェイ
小林可夢偉
ホセ・マリア・ロペス
7 3:15.267
2 #1
レベリオン・レーシング
レベリオンR13・ギブソン
ブルーノ・セナ
グスタボ・メネゼス
ノルマン・ナト
3 3:15.822
3 #8
TOYOTA GAZOO Racing
トヨタ TS050 HYBRID
セバスチャン・ブエミ
中嶋一貴
ブレンドン・ハートレー
9 3:16.649
4 #3
レベリオン・レーシング
レベリオンR13・ギブソン
ロマン・デュマ
ルイ・デレトラズ
ナタナエル・ベルトン
6 3:18.330
5 #4
バイコレス・レーシング・チーム
エンソ・CLM P1/01・ギブソン
オリバー・ウェッブ
トム・ディルマン
ブルーノ・スペングラー
8 3:23.043