レッドブル・ホンダの応援旗copyright Getty Images / Red Bull Content Pool

レッドブル・ホンダ「RB15」が速いかどうかは、バルセロナテスト初日数周でハッキリする、と元F1ドライバー

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ホンダ製F1パワーユニット「RA619H」を搭載するレッドブル・ホンダの2019年型マシン「RB15」に真の競争力があるかどうかは、バルセロナテストで数周もすれば明らかになるはず。それは、ステアリングを握るのが”あの”マックス・フェルスタッペンだからだ。同郷の先輩ドライバー、ロバート・ドーンボスはこう指摘する。

「マックスは、新車がどの位のパフォーマンスを持っているかを瞬時に理解するだろう」とドーンボス。2006年に、フェラーリV8エンジンを搭載したレッドブルF1マシン「RB2」でF1を戦った37歳のドーンボスは、その理由を地元Ziggo Sportに対して次のように説明した。

「マックスの性格上、クルマの出来が乗ってみてすぐに失望するようなものだったとしたら、彼はそれを隠したりは出来ないからね。これはダメだと悟れば、早々にテーブルを殴りつけるだろう」

若さゆえか生来のキャラクターなのか、確かにフェルスタッペンは「率直」「素直」であり、感情を隠しきれず表に出してしまうタイプのドライバーだ。ドーンボスは、”マックスの顔色”が「RB15」のポテンシャルを測る有効なシグナルになると考えた。この指摘には、ファンの多くが首を縦に振り賛同する事だろう。

「だから僕は、彼がマシンに乗り込んで数ラップ走り終えた後の表情に注目してるんだ。実に興味深い」

空力の鬼才エイドリアン・ニューウェイ擁するレッドブル・レーシングは、伝統的に非常に高い性能を持つシャシーを作り上げてきた。昨年の「RB14」のパフォーマンスも目を見張るものがあったが、ルノー製エンジンの非力さと信頼性不足に足を引っ張られた形となった。だが、今年はHRD Sakuraで開発が進められているホンダの新型エンジンを搭載する。

「去年の彼らのクルマは”ベスト”でなかったかもしれないが、グリッドで最高のクルマの一つだった事は間違いない」ドーンボスはこう付け加える。

「ホンダエンジンが高い信頼性を備え、フェラーリやメルセデスに劣らない位の性能を発揮することが重要だ。昨年マックスが使っていたエンジンは(ライバルと比べて)70馬力も出力が低かったんだ。ホンダが上手くやれれば、マックスは良いリザルトを叩き出すはずだ」