フェルスタッペン、F1サウジ開幕を前に体調不良…メディア対応取り止め
F1世界選手権をリードするマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は体調不良により、国際自動車連盟(FIA)の同意を得てF1サウジアラビアGPの木曜メディアデーを欠席する。
過去数日間に渡って「食あたり」に見舞われたため、フェルスタッペンは第2戦へのフライトを延期せざるを得ない状況に追い込まれた。
ジェッダ市街地コースのパドック入りはイベント初日の金曜日となる見通しで、1回目のフリー走行には間に合う予定だという。
現在は回復しているとのことだが、現地18時5分に予定されていたテレビ放送局向けのインタビューを含む木曜日の全てのメディア対応業務への参加を取り止めた。
フェルスタッペンはSNSを通して「食あたりになってしまって、ここ数日、体調を崩していたんだけど、今は元気だ」とファンに語りかけた。
「そのため、残念ながら渡航を1日延期することになり、コースに立つのは金曜日になってしまった。ジェッダで会おう」
Feeling fine again, after not being fit for a few days because of a stomach bug. Therefore, I unfortunately had to postpone my flight for a day, so I won't be on the track until Friday. See you in Jeddah!
— Max Verstappen (@Max33Verstappen) March 16, 2023
レッドブルにはリアム・ローソン、デニス・ハウガー、ゼイン・マロニーの3名のリザーブ・ドライバーが控えており、フェルスタッペンまたはセルジオ・ペレスが欠場を余儀なくされた場合、代わってRB19のステアリングを握る役割を担っている。
ただ、タイトル争いを考慮すれば即戦力が期待できるドライバーの方が好ましいのは明らかで、その意味ではサード・ドライバーのダニエル・リカルド、またはアルファタウリの角田裕毅、ニック・デ・フリースが招集される事も考えられる。