フェルスタッペン、600馬力のマツダRX-7でドリフト教習!マイク・ウィデット教官の下で
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2度のF1ワールドチャンピオン、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、世界的に著名なドリフトスター、”マッド”・マイク・ウィデットの指導の下、あらゆるドリフト技術を学んだ。
驚異的な空力マシンを駆るF1ドライバーが故意にタイヤを滑らせる事はない。タイヤを痛めるだけでなく、ラップタイムが落ちてしまうためだ。故にF1はドリフトとは縁がなく、ドライバーたちは如何に空転を防ぐかに神経をすり減らす。
そんなモータースポーツのカテゴリーで今季12戦中8勝を挙げてタイトル3連覇に向け邁進するフェルスタッペンは7月、英国ミルトンキーンズで600馬力のマツダRX-7(FD3S型)ドリフトカーのステアリングを握った。
ウィデットの指導の下、フェルスタッペンは高速ドーナツ、8の字旋回、そしてスキャンディ・フリックと呼ばれる急速な方向転換に挑戦。「生涯の野望」であったドリフトのテクニックを学んだ。
普段とは正反対のドライビングへの挑戦を終えたフェルスタッペンは「僕にとっては未知の世界で、本当にクレイジーだった。普段のドライビングとは違うし、この2年の中で一番緊張したと思う」と振り返った。
「16歳に戻って初めてF1マシンに飛び乗ったような気分だった! エンジンに火を入れ、ホイールをスピンさせてドリフトを始めるとすぐに、クルマの限界を見つけるというゾーンに入った。F1でやっているようにね」