フェルスタッペン&ガスリー、レッドブル・ホンダ仕様のヘルメットを公開
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーが、2019年仕様の新しいレースヘルメットを公開した。いずれも日本のARAI製で、新たに規約で定められた最新の「FIA 8860-2018規格」を満たしている。
衝突安全性と耐貫通性能が高められた新しい安全基準FIA 8860-2018規格は、バイザー開口部が10mm短くなり、見た目的にもかなり横長な印象を受ける。視認性が心配されるところだが、レース中はかなり遠方を見ることになるため、さほど大きな影響はないとされる。
ガスリーのヘルメットはレッドブルカラーの濃紺と赤を基調にホワイトを多めに配置したデザインとなっており、頭頂部にはフランス国旗と「JB17」の文字が刻まれている。F1日本GPで発生した事故のために、2015年にこの世を去った幼馴染のジュール・ビアンキ(Jules Bianchi)に対する追悼の印だ。背面には、自身の新しいロゴもプリントされている。
フェルスタッペンのヘルメットは、昨シーズンのネイビー主体のデザインとは対照的に、白と赤を基調としたデザインに大きく変更。頭頂部にはオランダの国章であるライオンのイラストが描かれている。本人は「去年までとは完全に別物のデザインだと思う。アグレッシブだよね」と語り、お気に入りのご様子だ。