ホンダF1、僅差のグリッド争いでトップ10に3台「競争力を発揮できた」と田辺TD / F1アメリカGP《予選》
ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターが、2日(土)に行われたF1第19戦アメリカ公式予選を終えて、決勝に向けての豊富と見通しを語った。
Pos | Driver | Q1 | Q2 | Q3 |
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3 | フェルスタッペン | 1:33.549 | 1:33.120 | 1:32.096 |
6 | アルボン | 1:33.984 | 1:32.898 | 1:32.548 |
10 | ガスリー | 1:33.556 | 1:33.715 | 1:33.601 |
13 | クビアト | 1:34.138 | 1:33.989 |
最上位はレッドブルのマックス・フェルスタッペン。3番手に留まったものの、ポールポジションまでは1000分の67秒という僅差で、Q3での頂上決戦は、トップ5がコンマ3秒以内に収まる接戦だった。
フェルスタッペンは決勝での巻き返しに自信を持っているようで「本当にタイトな予選だった。僕らは大抵の場合、予選よりもレースの方が良いから、明日がどうなるか楽しみだね」と語った。
トロロッソのピエール・ガスリーはQ3に駒を進めて見事10番手。アレックス・アルボンとダニエル・リカルドはそれぞれ、ターン19でトラックリミットを取られ、アルボンが6番手、クビアトが13番手でセッションを終えた。
ホンダ:F1アメリカGP予選
田辺 豊治ホンダF1現場責任者
今日の予選では、フェルスタッペン、アルボン、ガスリーの3選手がQ3に進出し、3番手、6番手、10番手と、前向きな結果になりました。クビアト選手も13番手と、ポイントが獲得できるポジションにいます。
各チームのパフォーマンスが非常に接近した予選となりましたが、両チーム共に競争力を発揮してくれたと思います。ここはオーバーテイクが可能なサーキットですので、明日は4台全てがスタートポジションよりも良い順位でフィニッシュできるよう、準備を進めます。
2019年F1第19戦アメリカグランプリ決勝レースは、日本時間11月3日(日)28時10分にスタート。1周5516mのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を56周する事で勝敗を決する。