10番手ピエール・ガスリー、3戦連続Q3を達成も 決勝についてはやや慎重 / F1アメリカGP《予選》
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、11月2日(土)のF1アメリカGP予選前最後のフリー走行で9番手タイムを刻み、全セッションでトップ10を達成した後、午後のスターティンググリッド争いでは10番手を獲得した。
ガスリーは鈴鹿での日本GPで予選9番手、エルマノス・ロドリゲスでのメキシコGPで予選10番手を獲得しており、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで3戦連続でのQ3進出を達成した。
予選を振り返ったガスリーは「思い通りに攻めれて気持ち良かった!」と語り、マシンの仕上がりに満足感を示した。ただし決勝については、デグラデーションが大きいと予想されるソフトタイヤでのスタートとなるため「第一スティントでの走りが重要になる」と語り、やや慎重な姿勢を示した。
思い通りに攻めれて気持ち良かった!
ピエール・ガスリー予選: 10位, FP3: 9位
今週末のクルマには競争力があるなって感じてたけど、結果として、全てのセッションでトップ10に入れたし、自分の思い通りに攻める事ができて気持ち良く走れた。3レース連続でQ3に進出できて嬉しいし、今日のパフォーマンスにも満足してる。一丸となって働くチームの姿勢も大好きだよ。
重要なのは明日の決勝レースだ。コンストラクターズ・チャンピオンシップでチームを助けるために、今回もポイントが獲得できる事を祈ってる。
金曜日のレースペースは良かったけど、マクラレンは速いし、ルノーも強そうだから、明日はすごい接戦になるだろうね! メキシコの時と似たような話になっちゃうけど、スタートタイヤがソフトコンパウンドというのは明らかに理想的じゃないけど、第一スティントで力強い走りができれば、幾らかポイントを獲得できると思う。
ポールポジションはメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。フロントロウ2番手にはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが並び、セカンドロウにはマックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールが並ぶ結果となった。
2019年F1第19戦アメリカグランプリ決勝レースは、日本時間11月3日(日)28時10分にスタート。1周5516mのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)を56周する事で勝敗を決する。