レッドブルホンダ、COTAでのRB15の競争力に手応え「スタート直後のターン1に注目」
レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表が、2日(土)に行われたF1第19戦アメリカ公式予選を振り返り、決勝に向けての豊富と見通しを語った。
マックス・フェルスタッペンはポールポジションから僅か1000分の67秒落ちの3番手。アレックス・アルボンは6番手ながらも、本人は、トラックリミットによるタイム抹消がなければ、5番手ルイス・ハミルトンを上回れていたはずだと考えており、今週末のRB15は想像以上に高いパフォーマンスを発揮している。
「今日の予選は凄い接戦だった」とクリスチャン・ホーナー。「3番手になったマックス(フェルスタッペン)は、最終的に僅か100分の6秒の差でポールを逃したんだから、恐ろしい位の大接戦だった。セカンドロウからのスタートは良いことだ。特に、このサーキットで我々のクルマに競争力がある事を確認できて嬉しい」
フェルスタッペンを含む上位5台は全て、決勝をミディアムコンパウンドでスタートする。一方のアルボンはソフトタイヤを履いてのスタートとなるため、上手くトラクションを掛けてスタートできれば、ターン1までに2・3台オーバーテイクする可能性も十分にある。
クリスチャン・ホーナーは「アレックス(アルボン)は成長を続けており、ルイス(ハミルトン)とギャップはたったの0.2秒だった」と続ける。
「素晴らしいパフォーマンスだ。彼は明日、ソフトタイヤを履いてマックス(フェルスタッペン)とは異なる戦略でレースをスタートする。エキサイティングなレースになる事は間違いない。特に注目すべきはターン1だ」
「今週末の我々は、全てのセッションでトップ3のポジションにつけていた。決勝に向けて良い兆しだし、今週末の我々のマシンに競争力がある事は明らかだ。明日のレースでは全てをきっちりまとめ上げるだけだ」
決勝レースは、日本時間11月3日(日)28時10分にスタートを迎え、1周5516mのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを56周する事で勝敗を決する。