最高出力を14%向上させたトヨタGRスープラの2021年モデルが2月13日、フロリダ州デイトナで発表された。エンジン最高出力は382馬力に到達。日本での発売は2020年秋以降が予定される。

トヨタは今回のエンジン改良で、エキゾーストマニホールドの構造変更や新ピストンの採用によって圧縮比を変更。これにより最高出力は従来型の335馬力（5,000-6,500rpm）に対して382馬力（5,800-6,500rpm）、最大トルクは従来型の494.87Nm（1,600-4,500rpm）に対して498.94Nm（1,800-5,000rpm）と向上した。

ボディ剛性強化のために、フロント部にブレースが追加され、これと合わせてサスペンションを再チューニング。コーナリング中の安定性を高めると共に、加速性能は時速0-60マイルで3.9秒（従来型比 -0.2秒）とパワフルな走りに磨きをかけた。