ピエール・ガスリーとマックス・フェルスタッペン、ブレンドン・ハートレー
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トスト代表、来季トロロッソ・ホンダのドライバーラインナップはガスリー&ハートレー体制と示唆

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トロ・ロッソのチーム代表を務めるフランツ・トストは、ピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーが2018年のドライバーラインナップになる可能性が高いと述べた。トロ・ロッソは来季よりホンダのパワーユニット供給を受け、ワークスチームとしての初めてのシーズンに挑む。

「ブレンドンとピエールの二人は来シーズンのドライバーラインナップになる可能性が高いので、シーズンの残りを使って彼らを評価したいと考えています。ブレンドンはル・マン24時間レースを制覇しており、LMP1の世界選手権で優勝したドライバーです。非常に熟練したドライバーであると同時に極めて献身的な人間です。彼が戻ってきたことを本当に嬉しく思っています」

「競争力のあるマシンを用意できれば、彼は留まりF1での成功のために戦ってくれる事でしょう。来年は優勝とより高いグリッドポジションを狙える競争力のあるパッケージを作り上げたいと考えています」

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「F1は厳しいスポーツであり、ダニールはシートを維持するだけの結果を示せなかった」とコメント。トストもまた「彼はもうレッドブルやトロ・ロッソの一員ではない」と明らかにしており、ダニール・クビアトのファミリー離脱を正式に認めている。クビアトがトロ・ロッソに復帰する可能性はゼロであり、ホンダが異論を唱えない限り大凡この二人で決まりとなる可能性が濃厚だ。

とは言え、ホンダのF1プロジェクトを率いる長谷川祐介は、ホンダにはドライバーラインナップに対するトロ・ロッソの決断に口を出す権利はない事を明らかにしている。かつてはセバスチャン・ブエミやジャン=エリック・ベルニュと言った才能あふれる若手ドライバーを多く囲い込んでいたレッドブルアカデミーだが、今となっては後進が育っておらず、両人以外に有力候補がいないのが実情だ。