2023年F1カーフュー破り第一号はアルピーヌ、第2戦サウジアラビアで
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2023年シーズンのカーフュー(夜間作業禁止令)破り第一号はアルピーヌとなった。F1第2戦サウジアラビアGPの2日目を前に、FIA-F1テクニカル・デリゲートを務めるジョー・バウアーが報告した。
バウアーによると初日を終えてピエール・ガスリーとエステバン・オコン擁するアルピーヌのメカニックは、FP3開始予定時刻の15時間半前にあたる3月17日(金)の深夜1時から12時間半に渡ってジェッダ市街地コース内に留まっていた。
初日後のカーフューに関しては年に2回まで例外措置が設けられているため、これによりペナルティが科される事はないが残りのカードは1枚だ。
F1では水曜、木曜、金曜の夜に各々、制限期間1、2、3と呼ばれる3つのカーフューが設けられている。この間はクルマの整備が禁止されており、メカニックはパドックから出なければならない。
制限期間1は年に4回まで、期間2は年に3回まで、そして今回のアルピーヌに該当する期間3は年に2回まで、各々、例外的に作業が認められている。
夜間作業禁止時間が拡大されるなど今年はカーフューに関するルールが厳格化されており、メンバーが各週末に仕事に取り組める時間は減っている。2024年は更に削減される予定だ。