
セルジオ・ペレス、不振の原因はセットアップの方向性…9番手と遅れるも「全く気にしていない」
チームメイトのマックス・フェルスタッペンが最速を連取した一方、セルジオ・ペレスは両セッション共に奮わず中団に沈んだが、タイムが伸び悩んだのはRB16Bに対する不慣れから来るセットアップの見誤りであり、タイム差については「全く気にしていない」という。
ペレスは6月25日(金)に行われた2021 F1第8戦シュタイアーマルクGP初日、FP1で13番手、FP2で9番手とチームメイトから大きく遅れた場所に留まった。
順位 | ドライバー | チーム | タイム | 差 | 周回 |
---|---|---|---|---|---|
1 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:05.412 | 37 | |
8 | ストロール | アストンマーチン | 1:06.079 | +0.667 | 36 |
9 | ペレス | レッドブル | 1:06.089 | +0.677 | 36 |
10 | ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1:06.145 | +0.733 | 37 |
9番手と遅れるも「全く気にしていない」
セルジオ・ペレスFP2: 9位, FP1: 13位
FP2の開始直後はトリッキーだったけど、時間を経る毎に改善していったから路面状況は問題じゃなかった。
マシンに関してはもう少し微調整が必要だ。幾つか問題があってあまり良い状態じゃなかった。多分セットアップの方向性が良くなかったんだと思う。
今はまだ最適なセットアップの調整方法を学んでいる段階で、いつもと同じように今日もエンジニアと一緒に時間をかけながら作業を進めた。
ポテンシャルがあるのは確実だし、ペースも良くロングランも期待できそうだから、後コンマ2・3秒見つけられれば、戦える状況になるはずだ。
(タイム差については)全く気にしていない。ここではコンマ数秒を見つけ出せるかどうかが大きな違いを生む事になる。明日の予選では混戦に持ち込める事を期待しているし、Q3では素晴らしいラップをまとめたい。
初日をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)を0.336秒差で退けた。3番手には0.378秒遅れでエステバン・オコン(アルピーヌ)が続く結果となった。
F1シュタイアーマルクグランプリ3回目のフリー走行は日本時間6月26日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってレッドブル・リンクで開催される。