NTTインディカー・シリーズは5月13日(水)、2020年シーズンの改訂版カレンダーを修正し、当初開幕戦に位置付けられていたセント・ピーターズバーグでのファイアストンGPが、チャンピオンを決する最終戦として復活した事を明らかにした。

セント・ピーターズバーグでの市街地戦が開催されるのは16年連続。当初予定されていた3月15日(日)のレースは新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響によって無期限の延期状態となっていたが、現地プロモーター、市当局、そしてインディカー・シリーズの3者は13日(水)、2020年のシーズンフィナーレの舞台として10月25日(日)にレースを開催すると発表した。

セント・ピーターズバーグ市長のリック・クリスマンは「我々はセント・ピーターズバーグ市は、インディカーファンやドライバー、チームそしてスポンサーを10月に迎え入れる準備ができている」と述べ、万全の準備を整えてイベントを開催すると語った。

また、ペンスキー・エンターテイメント社のマーク・マイルズ社長兼CEOは「開催代替日を見つけるために協力してくれたクリスマン市長、グリーン・サボリー、ファイアストンに感謝の意を表したい。アクション満載の素晴らしい週末になるだろう」との談話を発表した。

既に購入済みの手持ちのチケットは引き続き有効との事で、インディカー・シリーズはチケット購入者にEメールでの案内を送るとしている。最新版のカレンダーは以下の通り。

2020年 インディカー改訂版カレンダー