リカルド「アップグレードを投入、上位勢との真っ向勝負を期待」2017年F1スペインGP《Preview》コメント

レッドブルのダニエル・リカルドcopyright redbullracing

ロシアGPでは右リアブレーキのオーバーヒートによりリタイヤを余儀なくされたレッドブルのダニエル・リカルド。昨年のF1スペインGPでは、予選3番手につけながらも決勝では1つポジションを落として4位に終わっている。今年のスペインGPにはソフト、ミディアム、ハードの3種類のタイヤが持ち込まれることになっており、ハードタイヤは今シーズン初めての登場となる。

リカルド:スペインGPに向けてのコメント

ダニエル・リカルド
メルセデスやフェラーリとの真っ向勝負を期待

「バルセロナはカレンダーの中でも良いサーキットのひとつだね。ここにはいろんな要素がちょっとずつあるんだよ。1コーナーから3コーナーまではすごく良い流れがあるし、最終セクターはかなり低速ですごいテクニカルなところなんだ。ラップの終盤ではタイヤのパフォーマンスが落ち始めるから、1周を完璧にまとめるのはすごく難しいよ」

「バルセロナ以降の数ヶ月間は、レッドブルのモーターホームであるエナジー・ステーションを使えるから、いつもより準備がしやすいんだ。ここには色んな物を持ち込んで自宅みたいな感じにするんだよ。プライバシーが保てるし、お気に入りのスナック菓子やトレーニングマシンやシャワーが使えるから、自分の家にいるような気分になれるのさ」

「スペインで投入されるアップグレードで、メルセデスやフェラーリと真っ向勝負ができるチャンスが生まれてほしいと思っている。少なくともギャップが埋まれば良いね。バルセロナでアップグレードを投入するのは、ここが僕らのファクトリーに近いからなんだ。これからは今までよりも素早い改善を期待してるよ。裏方で働いてくれてる皆はご褒美ものだよ。アップグレードが上手く行くときはいつだって皆ハッピーになれるね」

「今年はバルセロナで初めて硬めのタイヤを使うことになるね。これが僕らの後押しをしてくれるかは別にしても、誰にとったってプラスにはならないだろうと思うよ。だってタイヤはもう十分硬いし、、って言うか硬すぎる位だからね。バルセロナは暑い所だから、硬い方のタイヤであってもちゃんと機能してくれるだろうけど、寒くなってしまった日には誰もが手こずることになるだろうね


2017年のF1スペインGPの舞台となるのは、シーズン前テストが行われたカタロニア・サーキット。イベントは日本時間5月12日(金)17:00のフリー走行で幕を開ける。

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