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フェルナンド・アロンソが慎重な姿勢を見せる一方で、ストフェル・バンドーンとエリック・ブーリエはF1スペインGPに向けて幾ばくか楽観的なコメントを発表。両者とも強く主張こそしないものの、「ロシアGPでの完走」がポジティブであるとして、前向きなスタンスを見せている。
マクラーレン：スペインGPに向けてのコメント
エリック・ブーリエ
マクラーレン・レーシングディレクター
「シーズン最初のフライ・アウェイ・レースは我々マクラーレン・ホンダにとって簡単なものではありませんでしたが、ヨーロッパラウンドの始まりであるスペインGPに向けて、バルセロナ・カタロニア・サーキットに戻って来ることを楽しみにしています」
「スペインのレースで大きな改善があるとは予想していませんが、ストフェルがロシアGPで完走してくれたことは、信頼性の問題に対処するために取り組んできたすべての苦労に対してのささやかなボーナスとなりました。これがチームにとってのポジティブな兆候であることを願います」
「多くのチームと同じように、我々もまたこの機会を利用してスペインの熱狂的なファンの前で新しいアップデートを導入する予定です。堅実な走りを見せて信頼性の向上を示せればと考えています。幾らかのポジティブな要素とともにヨーロッパ・ラウンドを迎えられることは良いことですし、そのための場所として情熱的な観客がいるスペイン以上に相応しい場所はないでしょう」
バンドーンが「シャシーとPU双方の改善に役立つデータがある」「チームはマシンの挙動やコースに関する役に立つデータを多く持つ」と語る一方、アロンソは「新しいパーツを投入するけど、毎戦投入してるし」と慎重な姿勢を見せている(参考：2017年F1スペインGPに向けてのアロンソのコメント)。2017年のF1スペインGPは、日本時間5月12日(金)17:00のフリー走行で幕を開ける。