アレックス・アルボン、”ミス連発”で12番手も 決勝でのチャンスに期待 / F1スペインGP《予選》
F1スペインGP公式予選を12番手で終えたトロロッソ・ホンダのアレックス・アルボンは、「今日はあまりにもミスが多かった」と自身の走りを振り返った一方で、「レースペースは強力だし決勝でのチャンスはある」と語り、日曜のレースでポイント獲得を目指すと誓った。
Q2に進出したアルボンは、全車1回目のアタックラップを終えてノックアウト・ゾーン。2回目のラップで自己ベストを塗り替えたものの、ターン5でのミスによってコンマ2秒近くを失ってしまい、惜しくもQ3に進めなかった。
ルノーのダニエル・リカルドが3グリッド降格処分を受けるため、アルボンは11番グリッドからレースに挑む事になる。前方にいるのは、中古ソフトでのスタートを強いられるQ3進出組のミッドフィールダー。タイヤ選択の権利があるアルボンに、逆転の期待がかかる。
“ミス連発”で12番手も 決勝でのチャンスに期待
アレックス・アルボン予選: 12位, FP3: 8位
正直に言うと、今日はあまりにも多くミスしてしまった。予選を通して僕らはかなり高い競争力があったように思うけど、ターン5で別のアプローチを試してみようと思って、侵入の際にプッシュしすぎてしまい、脱出の際に大きくスナップしてしまった。
ピレリタイヤはデリケートだから、残りのラップでリアタイヤと格闘しなきゃならず、何とかしてウインドウに収めようと頑張ったんだけど、横滑りがあまりにも酷い状態だった。今日はちゃんとした仕事が出来ず、もどかしい気持ちだ。
Q3進出は簡単じゃないって分かってはいたけど、予選で12番手だったから明日は11番グリッドからのスタートだし、昨日のレースペースはかなり良かったから、まだ全然チャンスはあるはずだ。
最前列を確保したのはメルセデスAMG。バルテリ・ボッタスがチームメイトに0.6秒もの大差を付けてポールポジションを獲得した。
2019年F1第5戦スペイングランプリ決勝レースは、日本時間5月12日(日)22時10分から行われ、1周4.655kmのカタロニア・サーキットを66周する事で勝敗を決する。