スパ・フランコルシャンのオー・ルージュ、ラディオンを駆け上がる角田裕毅(アルファタウリ)、2023年7月30日F1ベルギーGP決勝レース
Courtesy Of Red Bull Content Pool

2025年のF1スプリントカレンダー:スパ・フランコルシャンが復活

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2025年シーズンのFIA-F1世界選手権でスプリントが開催される6つのグランプリが発表され、オーストリアのレッドブルリンクに代わってベルギーのスパ・フランコルシャンが2023年以来、復帰することが明らかにされた。

残りの5つの会場に関しては2024年と変わりなく、2021年の導入以来、毎年スプリントレースを開催してきたインテルラゴス、今年初開催の上海とマイアミ、ロサイル、そしてサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)がカレンダーに並ぶ。

日付 グランプリ サーキット
3月21日~23日 中国 上海
5月2日~4日 アメリカ マイアミ
7月25日~27日 ベルギー スパ・フランコルシャン
10月17日~19日 アメリカ COTA
11月7日~9日 ブラジル インテルラゴス
11月28日~30日 カタール ロサイル

イベントの初日と2日目に3回に渡ってプラクティスセッションが行われる従来型のフォーマットは、決勝当日以外の観戦者数、テレビ視聴者数に課題を抱えていた。スプリントはこの課題の解決のために導入された。

今季第3戦として開催された中国GPでのスプリント予選およびスプリントレースのライブ視聴者数は、開幕戦と第2戦でのプラクティスの平均視聴者数と比較して40%増加した。

マイアミでのスプリントは94万6,000人の視聴者を記録し、米国におけるスプリント視聴者数記録を塗り替えた。またオーストリアでは今年、スプリント予選のライブ視聴者数が、過去2回のヨーロッパ域内イベントのFP2と比較して76%増加した。

導入以来、F1は毎年、スプリント・フォーマットを改定しているが、2025年については現時点で更なる変更の予定は明らかにされていない。

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