マクラーレン、F1シンガポールGPでのあまりに遅すぎるピットストップ作業について釈明copyright FIA

マクラーレン、F1シンガポールGPでのあまりに遅すぎるピットストップ作業について釈明

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マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、シンガポールGPでのストフェル・バンドーンの2回目のピットストップで大幅にタイムロスしたのは、フロントジャッキが噛み合わなかったため、と釈明した。

12周目に行った1回目のピットストップで総計30秒390を要したのに対し、27周目の2回目では36秒以上も時間を使うことになった。この6秒もの大きな遅れによってバンドーンは大きく順位を落とし、本来稼げたであろう幾らかのチャンピオンシップポイントも失った。

マクラーレンは定期的にマシンポテンシャルの高さと勝利への執念を声高にアピールするが、しばしばのピットストップ作業の遅さに象徴されるように、勝ちへの執念と姿勢に疑問を呈する声は少なくない。マクラーレンが今季最速ピットストップを手にしたのはただ一度もない。ブーリエは、この遅れがなければ6位は可能だったとの見解を示した。

「二回目のピットストップで遅れなければ、ストフェルは6位に入っていたと思います。フロントジャックが正しく噛み合わなかったため、左前輪が上手く持ち上げられずに、これを取り外すのに手間取ってしまったのです。ストフェルは勢い良く追い上げていましたが、遅れによってジョリオン・パーマーをとらえるチャンスを失ってしまいました」

度々ピット作業の不手際が指摘されるマクラーレンは、スパとモンツァを捨ててまで挑んだ大切なグランプリでも不要なタイムロスを計上してしまった。マクラーレン・ホンダは両グランプリでエンジン交換を実施、シンガポールでグリッド降格が科されないようにリスクヘッジしていた。このような状況に関わらず、ブーリエはシンガポールGPの結果を”ポジティブ”と評した。

「チーム全体としてはポジティブな1日となりました。我々は高速コースのマレーシアではパフォーマンスを発揮できないかもしれません。ですが今日の結果は、ほんの僅かなチャンスがありさえすれば、我々が上位争いが出来ることを思い出させてくれるようなものとなりました」

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