フェルスタッペン「前戦のようにはいかない、絶対に」最速連取も慎重崩さず

セッションに向けてヘルメットを被るマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2023年3月17日F1サウジアラビアGP初日フリー走行Courtesy Of Red Bull Content Pool

胃の不調に悩まされ現地入りが遅れながらもマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、3月17日(金)のF1サウジアラビアGP初日フリー走行で他を寄せ付けない走りを見せ、前戦バーレーンGPからの2連勝に向け盤石の様子を見せた。

日中に行われたFP1に続き、予選・決勝と同時刻帯のFP2でも2番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)に0.208秒差をつけてトップタイムを記録。コンディションや特性の違いに関わらず、ジェッダ市街地コースでもRB19の競争力が確かなものである事を知らしめた。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

火花を散らしながらジェッダ市街地コースを駆け抜けるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2023年3月17日F1サウジアラビアGP FP2

にも関わらずヘルメットを脱いだフェルスタッペンは、今週末は前戦以上に上位勢が接近すると予想。アストンマーチンやフェラーリ、メルセデスに対する警戒を怠ることはなかった。

体調不良についてフェルスタッペンは「今はかなり良い」と述べ、「ポジティブな1日になったと思う」とする一方で「改善できる部分はまだたくさんある」と強調した。

「ロングランでは全車がかなり接近しているように見えるけど、それはタイヤのマネジメントのせいだ。今のところ、まだプッシュし切っていないからね」

「デグラデーションがかなり小さいサーキットでは常にラップタイムが接近することになる。だからバーレーンのようにはいかない。絶対にね」

ミディアムタイヤでのロングランに関しては、レッドブルが頭一つ抜けているように思うが、アストンマーチン、アルピーヌ、メルセデス、フェラーリの4チームは遜色ないペースを刻んでいた。

なお、FP2でクルマのシフトダウンについて不満を漏らしていた事については「単に微調整していただけさ。いつも通りのことだよ」と説明した。

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レッドブルRB19に乗り込んだマックス・フェルスタッペン、2023年3月17日F1サウジアラビアGPフリー走行


2023年F1サウジアラビアGPのフリー走行2をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)を0.208秒差で退けた。3番手には0.299秒落ちでセルジオ・ペレス(レッドブル)が続く結果となった。

3回目のフリー走行は日本時間3月18日(土)22時30分から、公式予選は同26時から1時間に渡ってジェッダ市街地コースで開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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