ソチ・オートドロームの最終コーナー側から見たホームストレート、2020年F1ロシアGP決勝にて
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F1ロシアGP《決勝》ハイライト動画:練習が仇に…痛恨の計10秒ペナを喰らったハミルトン

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ソチ・オートドロームを舞台に、9月27日(日)現地14時10分より94分間に渡って行われた2020年シーズンF1第10戦ロシアGP決勝レースの模様を収めたハイライト動画が公開された。

ポールシッターのルイス・ハミルトンが10秒ペナルティのために後退を強いられる波乱の展開の中、3番グリッドの優位性を活かしてスタート直後にポジションを上げたバルテリ・ボッタスが通算9勝目をマークした。

日本語解説付きのDAZN編集、2分11秒版のハイライト動画は以下。動画プレイヤーが表示されない場合はこちらをクリック。セッションの詳細と順位はF1ロシアGP《決勝》結果とダイジェストを参照されたい。

ハミルトンはレース前に指定エリア外でスタート練習をしたとして審議となり、スチュワードはレース7周目に5秒ペナルティと1点のペナルティポイントを科す裁定を発表。違反が2回に渡った事から、計10秒のペナルティを受ける事となった。

レースエンジニアのピーター・ボニントンからレース中にその事実を知らされたハミルトンは「何?どういう事?」「そんなのルールブックの何処に書いてあるんだよ!」とフラストレーションをぶつけ、レース後のポディウムインタビューにおいても「もう終わった事だ」などとして言及を避けるなど、あからさまに不満を示した。

以下のF1公式7分1秒版のハイライト動画には、問題となったスタート練習の際の様子が収められている。

2020年F1ロシアGPでスタート練習を行うメルセデスのルイス・ハミルトン

なおスチュワードはレース後、ハミルトンへのペナルティポイント裁定を撤回し、メルセデスAMGペトロナスF1チームに対して2万5000ユーロの罰金を科す内容へと差し替えた。

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