ザウバー「最終セクターの攻略がラップタイム向上の鍵を握る」2017年F1ロシアGP《Preview》コメント

パスカル・ウェーレインcopyright PWehrlein

2017年F1第4戦ロシアGPに向けて、ザウバーのマーカス・エリクソンとパスカル・ウェーレインがコメントを発表した。今回が4回目のロシアGPとなるエリクソンは、ラップタイム向上のためには低速の最終セクターを完璧にまとめることが必要不可欠であると語る。

ザウバー:ロシアGPに向けてのコメント

マーカス・エリクソン
最終セクターが肝

「ロシアGPはいつも面白いレースになるね。僕はここでレースをするのが好きだよ。コースはオリンピック競技場とその建物に囲まれたオリンピック公園にあるわけだけど、これは印象的だね。コースは運転するのが楽しいよ。最終セクターは技術的に一番チャレンジングなセクターだしラップタイムにモロに影響しちゃうんだ。ロシアGPを楽しみにしてるし、ロシアのF1ファンがレースを楽しんでくれるといいなと思ってる。最高の週末になるように全力を尽くすよ」

パスカル・ウェーレイン
DTM時代にもロシアでレースをしてた

「ロシアでのグランプリ週末は素晴らしいよ。ソチ・オートドームはオリンピック公園の真ん中にあって黒海沿岸に面してるんだ。オリンピックの雰囲気みたいなものが、レース週末を特別なものにしてくれるよね。コースそのものはいい感じだしレースを楽しみにしてるよ。いくつかのコーナーはかなりテクニカルだから簡単にはいかないけど、今年のマシンで走るとすごい速さで駆け抜けることになるだろうね。90度のコーナーもチャレンジングな要素だね。またソチでレースできることを楽しみにしてるよ。DTM時代にはモスクワでレースしてたから、僕にはロシア人のファンもいるんだ。彼らは本当に素晴らしい。ロシアのドローイング(絵画)とかマトリョーシカ人形を持ってるよ。ソチでのレースが待ちきれないよ」


ザウバー・ホンダF1チームの誕生が間近に迫るとの報道が話題となっているが、仮に来季からこの新しいチームがF1を走ることになるのであれば、遅くとも第5戦スペインGPまでには公に発表が行われる事になるだろう。パワーユニットサプライヤーには来季のPU供給先を発表する義務があり、これにはデッドラインが設けられている。

2017年のF1ロシアGPは、4月28日(金)17:00にソチ・オートドロームにて1回目のフリー走行が開催される。

F1ロシアGP特集

この記事をシェアする

モバイルバージョンを終了