予選2番手を獲得しチームメンバーと喜び合うレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、2020年F1ロシア予選後
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2番手フェルスタッペン、トウを武器にスタート後のターン2で逆転狙う「過去最高の予選ラップだった!」

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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは9月26日のF1ロシアGP公式予選で、ポールポジションのルイス・ハミルトンに次ぐ2番手を獲得。最前列からソチ・オートドロームでのレースに挑む事となった。

ソチ無敗を誇るメルセデスのフロントロー独占は疑いない状況であったものの、オランダが誇る天才ドライバーは、Q3最終アタックで自己ベストをコンマ5秒近く更新してバルテリ・ボッタスを交わし、パドックとガレージを沸かせる2番手を獲得した。

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
1 ルイス・ハミルトン メルセデス 1:32.983 1:32.835 1:31.304 19
2 マックス・フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1:33.630 1:33.157 1:31.867 21
3 バルテリ・ボッタス メルセデス 1:32.656 1:32.405 1:31.956 19

フェルスタッペンがフロントローを獲得したのは、7月上旬にレッドブル・リンクで開催された第2戦シュタイヤーマルクGP以来初。ソチはポールポジションから最初のブレーキングポイントまでの距離が889mと非常に長く、前走車のスリップストリームを捕まえられれば、ターン2で前走車を交わせる可能性が高い。

過去最高にベストな予選ラップだった!

マックス・フェルスタッペン予選: 2位, FP3: 6位

2番手は予想外の結果だったし、僕はあまりこういう事を言わないタチだけど、これまででベストの予選ラップだったと思うし、フィーリングも凄く良かった。

Q1とQ2でマシンバランスに少し手こずっていたから、全てをまとめ上げて安定させるために幾つかちょっとした改善を施したんけど、Q3では特に2セット目の走行でそれが功を奏し、良いラップに仕上げる事ができた。

もちろん、ポールポジションを懸けて戦いたいとは思っているけど、今年は常にそれが可能な状況じゃないから、こうしてメルセデスの2台に割って入れて本当に満足しているし、ソチでフロントロウに立てて凄く嬉しい。

グリッドのダーティ側(偶数列)からのスタートだから、最初の蹴り出しでやや不利になると思うけど、その点、ミディアムタイヤを履いてスタートを切れるのはベストだと思う。ここはトウの効果が大きいから、真っ当にスタートを切れればターン2がチャンスになる。

全体的にはメルセデスの方がペース的に速いはずだから、彼らに勝つのは難しいとは思うけど、今日は想定以上のパフォーマンスを引き出せたと思うし、その点については満足して良いと思う。


3ラウンドに渡って行われた予選では、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がポールポジションを獲得。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手にバルテリ・ボッタス(メルセデス)が続く結果となった。

2020年 F1ロシアグランプリ決勝レースは、日本時間9月27日(日)20時10分にスタート。1周5,872mのソチ・オートドロームを53周する事でチャンピオンシップを争う。

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