ブレンドン・ハートレー「ホンダの新型PUが速さを増している事に疑問の余地はない」
トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、9月29日(土)のF1ロシアGP公式予選でフロアが破損するというトラブルに見舞われた上、予期せず発生したイエローフラッグの影響でアタックラップを断念。16番手タイムに留まりQ1で姿を消す事となった。
ホンダは今週末、最新仕様のパワーユニットを投入したものの、幾つかの点で課題が見つかったため再度エンジン交換を実施。古い使い古した旧型エンジンへとロールバックした。スターティンググリッド争いを終えたハートレーは、新型パワーユニットについて「性能が向上している事に疑問の余地はない」と強調。旧型で臨む決勝レースは厳しい戦いになるだろうとの見解を示した。
新型PUが改善している事に疑問の余地はない
ブレンドン・ハートレー予選: 16位, FP3: 16位
明日はペナルティを受ける事になるから、特にこれと言って話すようなことはないんだけどね。昨日はホンダが持ち込んだ新しいパワーユニットの慣らし走行をしたわけだけど、残念な事に残りのセッションでは使わない事が決定したんだ。新しいエンジンは明らかに速さを増してるし、その点については疑問の余地がないよ。日本GPでは全てが期待通りに機能する完璧な状態になる事を願ってるよ。
新しいエンジンが使えない事に加えて、僕らは決勝を後方からスタートする事になるから、日曜は厳しいレースになるだろうね。昨日のソフトタイヤを履いたロングランでのペースはかなり期待の持てるものだったから、明日に向けてはまだ何かやれる事があるはずだ。過去のレースでは何度かインシデントが発生しているし、スタートラインから始まるロングストレートを抜けた先の最初のコーナーは幅が狭いからトリッキーなんだよね。
そんなわけで明日は何が起きても不思議じゃないから、ベストを尽くしてレースに挑むつもりだ。
ポールポジションはメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。2番手にはルイス・ハミルトンが続き、シルバーアローが最前列を占拠。3番手はスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテルという結果となった。
2018年F1第16戦ロシアグランプリ決勝レースは、日本時間9月30日(日)20時10分から行われ、1周5872mのソチ・オートドロームを53周する事で勝敗を決する。