レッドブル・ホンダ誕生は早くとも5月末か?ルノーF1、パワーユニット最終通告期限を5月31日までに延長
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ルノー・スポールは、レッドブルに通告していたパワーユニットの最終決断期限を2週間延長し、5月31日とする事を決めた。ルノーのチーム代表を務めるシリル・アビテブールが仏Auto-Hebdo誌に対して明らかにした。
両者のPU供給契約が今シーズン限りで満了を迎える中、ルノー陣営はレッドブルに対し、FIA国際自動車連盟に来季供給先を通知する義務のある5月15日までに、契約を継続するかホンダエンジンへ移行するかを決断するよう迫っていた。
FIAへの通知期限は、FIAと全てのエンジンサプライヤーの同意があれば延期する事が可能となっており、事実マクラーレンは昨年、期限を大幅に過ぎた夏以降にホンダからルノーへとサプライヤーの変更を決定している。
アビテブールは、長年に渡る良好な関係を考慮しレッドブルからの求めに応じて期限を延期すると述べた上で、新たに定めた期限を過ぎて契約更新を求めてきた場合、エンジン供給の確約はできないと強調した。これには、製造上の兼ね合いがあるとされ、納期の長いパーツについては早々に発注をかける必要があるのだという。
何れにせよ、5月15日までに来季のエンジン供給が確定する事は考えにくく、正式発表は早くとも第6戦F1モナコGPの週末になるものと思われる。