ヘルメットを被るブレンドン・ハートレー
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ブレンドン・ハートレー「中団勢の中でトロロッソは一步優位な立場にいる」F1プレシーズンテスト最終日

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開幕戦オーストラリアGPに先立って行われたF1合同テスト最終日を担当したブレンドン・ハートレーは、トロ・ロッソSTR13のステアリングを握り、この日ファステストを記録したキミ・ライコネン(フェラーリ)から1.7秒落ちの1分18秒949を記録、7番手でテストを締め括った。

連日タイムシートの上位に名を刻んだトロロッソ・ホンダは、最終3日目にピエール・ガスリーが1分18秒363をマークし3番手の好位置につけるなど、3強チームを除く中団勢の中で一步先んじた位置をキープしてきた。

ハートレー自身も大いに手応えを得ているようで、ミッドフィールドの争いは熾烈だが、と前置きした上で「僕らは良さそうに見える」と感想を述べ、「皆が予想していた以上の成果を示せたのでは?」と自信を覗かせた。

当然のことながら、各チームがどの程度の燃料を積み、どの程度エンジンパワーを開放してタイムアタックを行っていたのかは不明ながらも、ガスリーが記録した18秒363は第二回テストの総合成績で、全21人中7番目に速いタイムであった。

ホンダの田辺豊治テクニカル・ディレクターもまた、テスト全体を総括し「理想的なスタート」と述べるなど、実地テストをポジティブな形で終えた事で、チーム内での自己評価と実戦に向けての士気と自信は確実に高まってきている。

周囲の予想以上の成果を示せて最高!

ブレンドン・ハートレー7位, 1分18秒949

今日もまた本当に素晴らしい一日になったよ。セッション終了2時間前までの間に、159周も走りきったんだから。僕は第一回の初日と第二回の最終日を担当したから、僕がプレシーズンテストの幕を開け締めしたのと同じだね。

STR13のパフォーマンスをどの程度引き出せたのかを確認できて良かったし、懸命な仕事の成果を目の当たりに出来て嬉しかった。これからも舞台裏でこういった作業は続いていく。傍から見ると気づかないかもしれないけど、マシンを完璧に作動させるために本当に多くの人達が関わってるんだ。

勢力図は混迷を極めているように見えるけど、中団のバトルでは僕らは良いポジションにいるように見える。本当に凄まじい接戦だけどね。自分たちのポジションがよりハッキリと見え始めている。本当に前向きなテストになったと思うし、皆が予想してた以上の成果をお見せできたんじゃないかな。最高だね!

ホンダとのパートナーシップは素晴らしい形でスタートした。テストを終えて、チームのみんなは本当にポジティブに感じてると思う。間近に迫ったメルボルンでの戦いを楽しみだね。

第二回F1テスト4日目 順位結果