第2回F1バルセロナ合同テスト6日目のセッションが27日現地9時（日本時間17時）に、気温6度・路面温度8度のドライコンディションでスタートした。テスト後半2日目の現地バルセロナは好天に恵まれている。

午前速報：ベッテルの事故で40分中断

開幕前の走行チャンスは残り3日、先週と比べて午前の段階からタイムが大幅に向上している。開始1時間半で既に、マクラーレンのカルロス・サインツは16秒台目前の1分17秒144をマーク。暫定トップに立って地元ファンを沸かせた。

レッドブル・ホンダはこの日も絶好調で、グリーンフラッグ直後から精力的に周回を重ね、現在35周で最多ラップを継続。中間コンパウンドのC3タイヤで3番手タイムにつけている。この日のRB15のステアリングを握るのはマックス・フェルスタッペンだ。

昨日5日目に、今回のテストで初めて大規模なトラブルに見舞われ走行時間を大きく失ったビッグ2。再発なしにロスタイム分を挽回できるか？ フェラーリもメルセデスも、共に昨日の問題が嘘であったかのようにスムーズに走行。シルバーアローの午前担当バルテリ・ボッタスは29周、跳馬のセバスチャン・ベッテルは27周を刻み、レッドブル・ホンダを追走している。

もう一台のホンダエンジン勢、スクーデリア・トロロッソはダニール・クビアトが終日に渡って走行を担当。16周を重ねてC3タイヤで5番手タイムにつけている。現時点では大きなクラッシュやコースオフは見られず、赤旗なしに時計の針が進んでいる。

F1合同テスト《6日目》1時間半経過速報