メルセデスW09、バルセロナテストにてcopyright Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.

1st F1テスト4日目《総合結果》王者Mercedesハミルトンが最速、ホンダのガスリーは個人最多147周

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18年シーズン最初のF1合同テストが終了、最速で締め括ったのはメルセデスのルイス・ハミルトンとなった。午前を担当したバルテリ・ボッタスからバトンを引き継いだハミルトン、ミディアムタイヤを履き1分19秒333のファステストを刻んだ。

昨年のF1ワールドチャンピオンに続いたのは今年ルノーエンジンを積むマクラーレンのストフェル・バンドーン。7種類の中で最も柔らかい桃色ハイパーソフトを履き、0.521秒遅れの19秒854をマーク、トータル110周を走り込んだ。午後には急遽フェルナンド・アロンソが登板、チームとして161周を走り、ホイールナットのトラブルで失った初日の遅れを取り戻した。

4日間のテストで唯一ハイパーソフトを履いたマクラーレン、その理由についてエリック・ブーリエ代表は「寒すぎて、作動するのがこのタイヤだけだったから」と説明している。

3番手につけたのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。黄色のソフトタイヤで20秒241を記録し、バンドーンを超える120周を走破した。4番手にはハースのケビン・マグヌッセン、スーパーソフト勢最速となる20秒317を記録した。

最終日の3月1日、現地バルセロナは朝方深い霧に包まれたが、セッション開始になるとそれも薄らいだ。気温4℃、路面温度5℃の曇り、セッションはフルウェットで定刻通りにスタートした。コンディションは徐々に改善し、お昼前にはインターミディエイトでの走行が可能な程に回復した。正午には気温14℃、路面温度16℃にまで上昇、路面は急速に改善し、完全なドライコンディションとなった。

積雪と雨のために殆ど走行できなかった3日目の穴埋めをすべく、各チームは精力的に走り込みプログラムの消化に務めた。

ピットに戻るピエール・ガスリー
© Honda

この日、個人最多周回数を記録したのはトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー。午前中が悪条件だったにも関わらず、レース2回分以上に相当する計147周、距離にして684kmを一人で走りきり10番手。チームが最重要課題と位置づける貴重なマイレージを稼いだ。

注目のレッドブルはこの日、マックス・フェルスタッペンがRB14のステアリングを握った。この日はガレージ内で過ごす時間が多く、僅か35周の走行に留まりタイムも9番手。終盤には12コーナーでグラベルに捕まり赤旗の原因に。クレーンでの救出の際、フロア下をライバルに見られたくないレッドブル陣営が大騒ぎする一幕もあった。

躍進の期待高まるルノー勢は、午前にニコ・ヒュルケンベルグ、午後にカルロス・サインツが担当。計109周を走り、ミディアムを履いたサインツが6番手、ソフトを履いたヒュルケンベルグが11番につけた。

F1プレシーズンテスト最終日 順位結果

Pos. Driver Team Time Lap
1 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分19秒333 69
2 ストフェル・バンドーン マクラ-レン 1分19秒854 110
3 セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1分20秒241 120
4 ケビン・マグヌッセン ハース 1分20秒317 96
5 フェルナンド・アロンソ マクラ-レン 1分20秒929 51
6 カルロス・サインツ ルノー 1分20秒940 60
7 ランス・ストロール ウィリアムズ 1分21秒142 54
8 セルジオ・ペレス フォース・インディア 1分21秒973 65
9 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分22秒058 35
10 ピエール・ガスリー トロロッソ・ホンダ 1分22秒134 147
10 ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1分22秒507 49
11 バルテリ・ボッタス メルセデス 1分22秒789 60
12 シャルル・ルクレール ザウバー 1分22秒808 59
13 マーカス・エリクソン ザウバー 1分23秒825 79
14 セルゲイ・シロトキン ウィリアムズ 1分31秒979 47