テオ・プルシェール、第2戦ロングビーチでINDYCARデビューへ
2023年のFIA-F2選手権チャンピオンにして、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するテオ・プルシェールが、4月19~21日の第2戦ロングビーチでインディカー・シリーズでのデビューを飾る事が決まった。
20歳のフランス人ドライバーは、開幕を前に左手首を負傷したデイビッド・マルーカスに代わって、シボレーエンジンを搭載する6号車マクラーレンをドライブする。
Arrow McLaren announced that Théo Pourchaire will race the No. 6 onsemi Arrow McLaren Chevy at the Grand Prix of Long Beach this weekend.
— Arrow McLaren IndyCar Team (@ArrowMcLaren) April 18, 2024
開幕セント・ピーターズバーグで代役を務めたカラム・アイロットは今週末、FIA世界耐久選手権(WEC)世界耐久選手権のイモラ6時間レースに参戦する。
プルシェールについてマクラーレンのギャビン・ウォード代表は「若いながらに経験豊富な経歴書の持ち主」であるとして、「ロングビーチでどのような走りを見せてくれるのか楽しみにしている」と語った。
プルシェールはザウバーのF1リザーブ・ドライバーを務めており、本来であれば今週末の第5戦中国GPに参加する予定であった。ウォードは参戦を了承したザウバーへの感謝の言葉を口にした。
デビュー戦に向けてプルシェールは、マクラーレンを「伝説的なチーム」と呼び、「幼い頃からインディカーを観てきた。そこでは信じられないほど素晴らしいレースが繰り広げられている。チームから連絡をもらった時は本当に嬉しかった」とした上で、「簡単な仕事じゃないけど準備はできている」と付け加えた。