オスカー・ピアストリ、2021年F2王者に!ルクレールとラッセルに並ぶ新人制覇、3年連続で3シリーズ戴冠の快挙
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アルピーヌF1ジュニアのオスカー・ピアストリ(プレマ・レーシング)がアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開催された12月11日のスプリントレース1で3位表彰台に上がり、2021年のFIA-F2選手権チャンピオンに輝いた。
2019年のフォーミュラ・ルノー、そして2020年のFIA-F3選手権での戴冠に続く3年連続でのドライバーズタイトル獲得という歴史的快挙となった。F3(GP3)とF2の連続制覇としては、過去に現フェラーリのシャルル・ルクレールと現ウィリアムズのジョージ・ラッセルが達成している。
F2ルーキーイヤーの今年、20歳のオーストラリア人ドライバーは優勝5回、表彰台10回、ポールポジション5回という驚異的なパフォーマンスを発揮。計227.5ポイントを獲得し、170ポイントの2位ロバート・シュワルツマン(プレマ)、来季アルファロメオでのF1デビューが決まっている150ポイントの3位周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)を圧倒的差で退けチャンピオンを手にした。
来季アルピーヌF1チームのリザーブドライバーに就任するピアストリは、週明け火曜に行われるF1アブダビ若手テストに参加する。
レースはレッドブル・ジュニアのユアン・ダルバラ(カーリン)がポール・トゥ・ウインを飾り、2位にフェリペ・ドルゴヴィッチ(ユニ-ヴィルトゥオーシ)という結果だった。佐藤万璃音(トライデント)は19位でフィニッシュした。