Courtesy Of Red Bull Content Pool
セルジオ・ペレス、F1第2戦サウジで早くも2基目のギアボックス
レッドブル・レーシングはF1第2戦サウジアラビアGPの初日プラクティスを前に早くも、セルジオ・ペレスの11号車RB20に今季2基目のギアボックスを搭載した。
2024年シーズンは史上最多となる24戦が計画されている。シーズン中に5基を超えるギアボックスを使用した場合、5グリッド降格ペナルティが科される。
ペレスはジェッダ市街地コースでのオープニングセッションを前に、新しいギアボックス・ケース/カセット(GBX C & C)と、同じく新品のギアボックス・ドライブライン、ギアチェンジ・コンポーネントおよび補助コンポーネント(GBX DL)を搭載した。
交換の理由は定かでない。仮に開幕戦で使用した個体に何らかの問題が発見され、使用不可と判断された場合、ペレスはサウジアラビアGPを含めた残りの23レースを4基のギアボックスで凌がなければならない。
なお、今シーズン中に計画されているグランプリが一つでも中止になると、年間に使用可能なギアボックスは5基から4基に削減される。
ギアボックスは「GBX C & C」と「GBX DL」の2つのコンポーネントに分けて管理されており、その各々が年間5基に制限されている。
作業内容は限定されるものの、FIAの承認を受けた場合に限りチームは修理やメンテナンスを行う事ができる。チェンジギア、ドッグリング、リバースギアは物理的な損傷が明らかな場合、同一仕様のものと交換することが許されている。