鈴鹿天王山!フェルスタッペン、F1日本GPでのタイトル獲得条件

マックス・フェルスタッペンが2022年6月19日のF1カナダGPで獲得した優勝トロフィーとコンストラクタートロフィー、ジル・ビルヌーブ・サーキットにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、早ければ鈴鹿サーキットで開催される次戦F1日本GPで昨年に続く2度目のドライバーズタイトルを獲得する可能性がある。獲得条件を以下にまとめる。

5名から3名に絞られたタイトル候補

マリーナベイ市街地コースでのレースを終え、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とカルロス・サインツ(フェラーリ)のタイトルの可能性は潰えた。現時点でチャンピオン獲得の可能性があるのは以下の3名だ。

  • マックス・フェルスタッペン(レッドブル、341点)
  • シャルル・ルクレール(フェラーリ、237点)
  • セルジオ・ペレス(レッドブル、235点)

日本GPの翌戦、つまりアメリカGP以降の残り4戦で獲得可能な最大ポイントは112点だ。つまり、鈴鹿サーキットでのレース終了時点でフェルスタッペンがライバルに112点差以上をつければ決着がつく。

「以上」としたのは、仮にアメリカ以降の全てのレースでフェルスタッペンがリタイヤし、ルクレールが全勝して同一ポイントで並んだとしても、フェルスタッペンの連覇が決まるためだ。同点の場合、優勝回数が多い方がタイトルを手にするルールとなっている。

日本GPでの連覇が決まるパターン

雨などの影響でレース規定周回数を満たせない場合の細かなシナリオは「雨予報の鈴鹿…F1日本GP戴冠条件」を参照されたい。

ここではフルポイントが付与される規定周回数75%以上、つまり40周以上でレースが成立した場合のフェルスタッペンの鈴鹿での連覇のシナリオを紹介する。

優勝に加えてファステストラップ(FL)を記録すれば、ペレスやルクレールの順位に関わらずタイトルが決まる。逆に7位以下に終われば、決着はアメリカGP以降に持ち越しとなる。

なおレッドブルがリードするコンストラクターズ選手権に関しては、規定周回数如何に関わらず鈴鹿では決定しない。

フェルスタッペン ルクレール ペレス
優勝+FL
優勝 3位以下
2位+FL 5位以下 4位以下
2位 5位以下(FL無) 4位以下(FL無)
3位+FL 6位以下 5位以下
3位 7位以下 6位以下
4位+FL 8位以下 7位以下
4位 9位以下 8位以下
5位+FL 9位以下 8位以下
5位 9位以下(FL無) 8位以下(FL無)
6位+FL 10位以下 9位以下
6位 11位以下 9位以下(FL無)

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