ガレージ内でフェラーリSF-24に乗り込むシャルル・ルクレール、2024年F1ベルギーGP
Courtesy Of Ferrari S.p.A.

F1オランダGP 2024 PU投入状況:フェラーリエンジン陣営から初の降格リーチ

  • Published:

国際自動車連盟(FIA)のF1テクニカル・デリゲートによる発表を元に、2024年F1第15戦オランダGPにおけるドライバー毎のパワーユニット(PU)投入状況を以下にまとめる。本ページは必要に応じて随時アップデートされる。

初日を前にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が、ICE(内燃エンジン)を含めて今季4季目となるコンポーネントを開封した。10戦が控える残りのシーズンであと1基開封するとグリッド降格ペナルティが科される。

Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
セルジオ・ペレス 7
シャルル・ルクレール 4 4 4 5

これまでに降格ペナルティを受けたのはホンダRBPTとルノーの各ユーザーで、メルセデスはペナルティこそないもののアレックス・アルボン(ウィリアムズ)が降格リーチとなっている。

フェラーリはこれまで6名のドライバー全てが3基以下に収まっていたが、今回始めて4季目到達者を出した。

ザントフォールト・サーキットはオーバーテイクが難しいため、ベルギー等とは異なり、オランダがペナルティ消化の場として積極的に選ばれることはない。

V6ハイブリッド・ターボ導入11年目の今年はICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kが年間に各4基まで、CE及びESが各2基まで、そしてエキゾーストが年間8セットまでに制限されており、超過した場合はグリッド降格ペナルティが科される。

F1オランダGP:パワーユニット通季投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
RB ホンダRBPT M.フェルスタッペンVER 5 4 4 4 2 2 7
S.ペレスPER 5 4 4 4 3 3 7
メルセデス G.ラッセルRUS 3 3 3 3 1 1 3
L.ハミルトンHAM 3 3 3 3 1 1 3
フェラーリ C.ルクレールLEC 4 4 4 3 2 2 5
C.サインツSAI 3 3 3 3 2 2 4
マクラーレン・メルセデス O.ピアストリPIA 3 3 3 3 2 2 3
L.ノリスNOR 3 3 3 3 2 2 3
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 3 3 3 3 2 2 3
F.アロンソALO 3 3 3 3 1 1 3
アルピーヌ・ルノー E.オコンOCN 4 4 4 4 2 2 6
P.ガスリーGAS 5 5 5 5 3 4 6
ウィリアムズ・メルセデス A.アルボンALB 4 4 4 4 3 3 3
L.サージャントSAR 3 3 3 3 2 2 3
RB ホンダRBPT D.リカルドRIC 4 4 4 4 2 2 5
角田裕毅TSU 5 5 5 5 3 3 6
ザウバー・フェラーリ V.ボッタスBOT 3 3 3 3 3 3 4
周冠宇ZHO 3 3 3 3 2 2 4
ハース・フェラーリ K.マグヌッセンMAG 3 3 3 3 2 2 4
N.ヒュルケンベルグHUL 3 3 3 3 2 2 4

F1オランダGP特集