角田裕毅、Q3のポテンシャル感じながらも赤旗15番手敗退「満足、でも少し複雑」
4日(土)のF1オランダGP公式予選を15番手で終えたアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は予選の内容に満足感を示す一方、Q3進出のポテンシャルを感じていただけに「少し複雑」だと語った。
新生ザントフォールトで行われたこの日の予選で角田裕毅は、Q2の1回目のラップを終えて暫定10番手のアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)から1.281秒落ちのノックアウト・ゾーン15番手に並んでいたところ、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)がターン8でクラッシュした事で赤旗が振られ、そのままセッションが終了した事から15番手でノックアウトを喫した。
車両パフォーマンス部門のチーフエンジニアを務めるクラウディオ・バレストリは「ユーキも(ピエール・ガスリー同様に)好調だったが、不運なことにQ2では赤旗のためにニュータイヤが使えず最後のプッシュラップを終える事が出来なかった」と説明した。
満足、でも少し複雑
角田裕毅
予選: 15位, FP3: 17位
少しずつラップタイムを縮めていくというアプローチが上手くいっていましたし、今週末の自分の進歩には満足しています。
ここは走っていて本当に楽しいコースで予選も凄く楽しめましたし、自信を持ってクルマを走らせる事ができ、Q2へ進めて良かったです。
赤旗の影響で最後に新品タイヤでアタックできなかったのは不運でしたが仕方ありません。
ペースがあったのは間違いありませんしQ3に進める可能性もあったのではとも思いますので少し複雑ですが、今日の出来には満足しています。
ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はルイス・ハミルトン、3番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が続く結果となった。
2021年 F1オランダGP決勝レースは日本時間9月5日(日)22時にスタート。1周4,259mのザントフォールト・サーキットを72周する事でチャンピオンシップを争う。