F1メキシコGP2016《予選》Top3インタビュー
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路面温度が55℃と、週末で最も暑くなった2016年メキシコGP予選。ルイス・ハミルトンがロズベルグをコンマ25秒引き離して今シーズン10回目、初のメキシコGPポールポジションを獲得。これにレッドブルのフェルスタッペン、リカルドの2人が続いた。
予選後Top3インタビュー
©@F1
Q:白熱した予選でしたね。ポールポジション争いはどの位熾烈でしたか?
ルイス・ハミルトン
「いつも大変だよ。ポールを取るためには完璧なラップにまとめ上げないといけないけど、これはいつだって難しいことなんだ。特にタイヤの面でね。このトラックはいつだってチャレンジングだよ。でも、グリップが上がったことでトラックはかなり良くなっていったね。去年はもっと滑っちゃってたんだ。今日はよりレーストラックっぽくなってたよ。理由は分からないけどね。今日は大勢の観客がいたけど、明日もそうなるだろうね。」
Q:ルイス、素晴らしい走りでした。さてニコ、Q3最後の素晴らしいラップでフロントロー獲得です。かなりタイムをあげましたね。
ニコ・ロズベルグ
「そうだね、そうは言ってもルイルからコンマ25秒遅れてしまったけど。ルイスがとても良くて、僕はそうじゃなかったんだ。最後にはまとめ上げたけどね。ポールではないけどフロントローだし、結果には比較的満足してるよ。何にせよ明日は大きなチャンスがあるしね。」
Q:今週これまでのところどの位マシンに手こずっているのでしょう?
ニコ・ロズベルグ
「主にタイヤの面で、うまいやり方を探すのに少しばかり時間がかかっちゃってるんだ。週末ずっと寒かったし、ここでは少し神経質な感じだからね。でもまあ最後にここまで持ってこれたので良しとしよう。」
Q:マックス、メルセデスを除いた中でのベスト順位でした。Q2では最速でしたが、ポールを取れると思いましたか?
マックス・フェルスタッペン
「Q2では彼らはソフトタイヤを履いていたから現実的にならないとね。でも全体的に予選は良かったよ。週末はずっとマシンから良い感触があってとてもうまく機能してた。どんどん良くなっていったよ。Q3でラップをまとめ上げられなかったのは残念だけど、2番手は可能な順位だったと思ってる。でも遅れ幅はほんの少しだし、明日は彼らとは異なる戦略でいくから楽しみだよ。」
Q:ルイス、明日の決勝如何ではチームメイトはワールドチャンピオンを獲得する可能性があります。どのような戦略で臨みますか?
ルイス・ハミルトン
「現実的な策はないよ。自分の仕事をやるだけだし、ここでも先週のようにトライするつもりさ。今週ここまでは上手くいってる。ロングランのペースは良いしマシンの感触もいいので明日の決勝が楽しみだよ。」
Q:ニコ、最後に明日の抱負を聞かせてください。マシンのペースのこと、チャンピオンシップのことについて。
ニコ・ロズベルグ
「いい感じだよ。楽観視してる。今年みてきたように、ポールポジションが決勝の全てじゃないよね。だからチャンスはあると思うよ。明日は全力で取り組むつもりだし、勝つつもりさ。ここでの勝利は格別だからね。」