メルセデス、W表彰台のF1スペインGPでパルクフェルメ規定違反

W表彰台を獲得してパルクフェルメで喜び合うメルセデスのジョージ・ラッセルとルイス・ハミルトン、2023年6月4日F1スペインGPCourtesy Of Mercedes-Benz Grand Prix Ltd.

ルイス・ハミルトンが2位、ジョージ・ラッセルが3位表彰台に上がった6月4日(日)のF1第8戦スペインGP決勝レースを経て、パルクフェルメ規定違反を犯したとしてメルセデスAMGペトロナスF1チームに1万ユーロ(約150万円)の罰金が科された。

スチュワードは公聴会を経て、両ドライバーのフィジオ兼ドライバーズ・アシスタントがレース後のパルクフェルメに足を踏み入れた事を映像により確認したと明らかにした。

一旦クルマがパルクフェルメに入った後はメカニックやオフィシャル、FIAが事前に承認したテレビクルーとカメラマン以外、指定エリア内に立ち入る事はできない。

フィジオに関しては「表彰台セレモニーが終了するまで、表彰台の後ろにあるクールダウンルームの外で待機する」よう指示されていた。

スチュワードはFIA国際競技規則第12条2項1i条への違反があったと判断。メルセデスに執行猶予なしの罰金1万ユーロを言い渡した。


6月4日(日)にカタロニア・サーキットで行われた2023年F1第8戦スペインGP決勝レースでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がグランドスラムを達成して通算40勝目を飾り、2位にルイス・ハミルトン、3位にジョージ・ラッセルとメルセデス勢がダブル表彰台に上がった。

ジル・ビルヌーブ・サーキットを舞台とする次戦カナダGPは6月17日のフリー走行1で幕を開ける。

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