マクラーレン、F1モナコGPにガルフカラーのMCL35Mを投入
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マクラーレン・レーシングは5月20日~23日に開催されるF1モナコGPで、ダニエル・リカルドとランド・ノリスが駆るMCL35Mに特別仕様の昔懐かしいガルフカラーを施す。
マクラーレンとガルフ・オイル・インターナショナルは1968年から1973年末までパートナーシップを結び、F1及びCan-Amシリーズの両方で40勝以上を挙げる成功を収めた。そして昨年7月に再び戦略的パートナーシップを締結。マシンにガルフのロゴを掲げてきた。
淡いブルーとオレンジが特徴的なこのカラーリングは1960年代のフォードGT40耐久レースカーで初めてお目見えした。同じカラースキームを採用したマクラーレンF1 GTRロングテール#41は1997年のル・マン24時間レースで総合2位を獲得した。
モナコ限定カラーがあしらわれるのはマシンだけではない。ノリスとリカルドは同じ配色のヘルメットとレーシングスーツを着用し、ガレージやホスピタリティ、ソーシャルメディア・プラットフォームも淡いブルーとオレンジに塗り替えられる。
マクラーレンのザク・ブラウンCEOは「これはレース界で最も愛されているガルフ社の有名なレースカーデザインに対するマクラーレンのオマージュだ。パパイヤオレンジへの回帰や本社マクラーレン・テクノロジー・センターなど、デザインは我々にとって重要なものであり、ガルフとの誇り高い関係をモナコで祝うことを楽しみにしている」との談話を発表した。
またガルフ・オイル社のマイク・ジョーンズCEOは「我々の関係は1968年に遡るもので、モータースポーツ界で最も大きな成功を収めたパートナーシップのひとつだ。この伝統に敬意を表し、F1カレンダーの中で最も華やかなモナコGPでクラシックなカラーデザインを提供できる事を非常に嬉しく思っている」と語った。