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フェリペ・マッサ、RB14を賞賛「空力面で前進、今年のレッドブルはかなり良さそう…」
昨年限りでF1を引退し、世界カート選手権の責任者として第二の人生を歩み始めたフェリペ・マッサは、2月19日に発表されたレッドブル・レーシングの2018年マシン「RB14」を賞賛する。
今年のF1新車発表は、ライバルチームを出し抜いてハースが最も早く、次にアルファロメオ・ザウバー、そしてアストンマーチン・レッドブルと続いた。
マシンの詳細を敵に知られまいとするレッドブルは、カモフラージュ柄のスペシャル・エディションのRB14を発表。これを見たマッサは次のように語った。
「各チームがどんなマシンを用意してきたのかを見るのはとても面白いけど、レッドブルのは特にすごいね。彼らはエアロ面でのボディーワーク効率を改善してるみたいだ!マシンのフロアはかなり大きいし、側面はかなりタイトに見える。今年のレッドブルは良さそうだね…」
RB14のサイドポッドの吸気口は極めて小さく、正面からみるとかなりコンパクトに見える。インテーク下部は激しくえぐり取られたような形をしており大きなスペースを備えている。これらの形状が上手く作用すれば、マシン後方に向かう気流は整えられ、ダウンフォースの増加に寄与するだろう。
昨年のマシン「RB13」は設計の方向性を誤ったため、シーズン前半戦で苦しい戦いを強いられた。結果的に、チャンピオンシップではメルセデスとフェラーリに大きな差をつけられ3位に甘んじた。
状況を打破すべく、「RB14」の開発には空力の天才エイドリアン・ニューウェイが全面関与しており、大幅なパフォーマンス向上が期待されている。