フェリペ・マッサ、仏ヴェンチュリーからフォーミュラEデビューが決定。3年契約で来シーズンから

インタビューに応えるフェリペ・マッサCourtesy Of LAT/Formula E

仏ヴェンチュリーは5月15日、電気フォーミュラ最高峰「フォーミュラE」のレギュラードライバーとして、昨年限りでF1を引退したフェリペ・マッサを起用する事を発表した。契約は3年。マッサは今月中に第2世代のベンチュリーVFE 05のテスト走行を実施し、5シーズン目を迎える2018/2019シーズンへの準備を進める。

「ベンチュリーからフォーミュラE選手権に参加できる事になって本当に嬉しい」とマッサ。「ここ数年間、僕はフォーミュラEへの興味を公にしてきた。先進的で将来性があるし、ものすごい勢いで発展してきているよね」

「フォーミュラEの好きなところは、レースミーティングのやり方や市街中心部でのレース、そしてファンとの触れ合い方だ。月末にテストできるのが待ち遠しくてたまらないね」

ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオが参画する形で設立されたベンチュリーFEチームは今季、マーロ・エンゲルとエルアルド・モルタラを起用。8戦を終えて52ポイントを獲得し、チーム・スタンディング7位につけている。

チームオーナーのギルド・パランカ・パストールはマッサの加入を歓迎する声明を発表。フォーミュラEマシンのセットアップとドライブには、豊富な経験とスピードが必要だと主張。マッサの才能を必要としていたと述べた。

マッサは8歳の時にカート競技からキャリアをスタートさせ、ユーロF3000参戦初年度にいきなりタイトルを獲得。ザウバーの目に止まり2002年にF1デビューを果たした。その後、フェラーリ、ウィリアムズと渡り歩き、2017年シーズンを以て引退。出走272回、優勝11回、通算獲得ポイント1167を誇る。

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