佐藤万璃音、2023年欧州ル・マン・シリーズに参戦…強豪ユナイテッド・オートスポーツから

ユナイデット・スポーツ22号車オレカ07を駆り2023年ヨーロピアン・ル・マンシリーズに参戦するフィル・ハンソン、佐藤万璃音、オリバー・ジャービスcopyright United Autosports

神奈川県横浜市出身のレーシングドライバー、佐藤万璃音(23歳)がユナイテッド・オートスポーツから2023年のヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS )に参戦する事が2月2日に発表された。

3シーズンに渡るFIA-F2選手権への参戦を経て佐藤万璃音は、英国出身のフィル・ハンソンおよびオリバー・ジャービスと共に22号車オレカ07を駆り、LMP2タイトルに挑む。

ユーロフォーミュラ・オープンでのタイトル獲得をはじめ、これまでシングルシーターでキャリアを積み重ねてきた佐藤万璃音にとってプロトタイプでの耐久レースは新たな挑戦となる。

体制発表に際して佐藤万璃音は「信頼を寄せてくれたチーム、そして実現に向けて尽力して下さった全ての方々に感謝しています」とのコメントを寄せた。

「僕にとって新たなチャレンジとなりますが、素晴らしいシーズンが送れると思っていますし、待ちきれない気分です」

ユナイテッド・オートスポーツはマクラーレン・グループのCEOであるザク・ブラウンが共同オーナーを務める強豪チームで、ELMSにおいて2017年以降、最多ポイント、最多勝利、最多ポールポジションを獲得している。

全8戦が予定される2023年のヨーロッパ・ル・マン・シリーズは公式プレシーズンテストを経て、4月23日のバルセロナ4時間レースで開幕を迎える。

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