スクーデリア・トロロッソのトランスポーター
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トロロッソ・ホンダ、コンサルタントのジョン・ブースを放出。打倒トヨタに向け、WEC世界耐久選手権での職務に専念

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トロロッソ・ホンダのコンサルタントを務めていたジョン・ブースがチームを離脱した。ブースは2015年末までマノーF1のチーム代表を務めた後、F1撤退後の2016年4月にスクーデリア・トロロッソのディレクター・オブ・レーシングに就任、2年間に渡ってファエンツァのチームを支えてきた。

ブースが英Autosportに対して明らかにしたところによれば、世界中での転戦を強いられるF1での仕事が年齢的にキツくなってきたのが理由との事。ホンダのパートナーシップ締結と自身の離脱との関連を明確に否定した。1954年にイギリス・ロザラムで生を受けたブースは今年で64歳になる。

トロロッソでの職を辞した後は、WEC世界世界耐久選手権での職務に注力するという。「これからはLMP1クラスの仕事に集中するつもりだよ。例えトヨタに太刀打ちできるチャンスがなかったとしても、計画しているプランはたくさんあるからね」

ブースはマノーWECのチーム代表を務めており、イギリスの老舗コンストラクターであるジネッタとタッグを組み、2018/19年シーズンのWECに参戦。唯一のハイブリッド勢にしてチャンピオン筆頭候補のトヨタ・ガズーレーシングと凌ぎを削る。