スーパーソフトを使い果たした上位勢、1ストップ戦略か?F1日本グランプリ ドライバー別残りタイヤ表
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ピレリは、2017年10月8日に開催されるF1日本グランプリ決勝でのドライバー別手持ちタイヤを発表した。各グランプリには、ドライタイヤ13セット、インターミディエイトタイヤ4セット、ウェットタイヤ3セットが配給される。決勝の行われる8日(日)の三重県鈴鹿サーキットは快晴、ドライコンディションとなる。
ドライバー毎での差が激しいのはスーパーソフトタイヤの残存数。キミ・ライコネンを除くメルセデス、フェラーリ、レッドブルは、新品のソフトタイヤは確保しているものの、スーパーソフトは中古しか残っていない。1ストップ作戦を狙っているようだ。
鈴鹿ラストレースのマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーン共に新品のスーパーソフトが1セット残っている。
決勝のスタートは現地14時、13時時点での鈴鹿は気温26℃、路面温度41℃と週末を通して最も気温が上がっている。セクター1のS字では、水平方向の強烈な負荷がタイヤを襲う。過剰な熱によって、ドライバー達はしばしばサーマルデグラデーションに見舞われる。タイヤマネジメントがレースのカギを握る。