大量の水しぶきを上げながらサイド・バイ・サイドでターン1に向かうマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2022年10月9日F1日本GP決勝レース1周目
Courtesy Of Red Bull Content Pool

F1日本GP速報:クラッシュ、スピンと早くも1周目に大混乱!赤旗中断で波乱の開始

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10月9日(日)の14時にフォーメーションラップが開始された2022年F1日本GPは、オープニングラップで複数台がクラッシュやスピンを喫するインシデントが多発。3周目に入ったところで赤旗中断となった。

決勝を前に振り出した雨の影響で、鈴鹿サーキットでの53周のレースはウェットコンディションとなり、全車がインターミディエイトタイヤを履いてグリッドに着いた。

スタート直後のターン1では、鈴鹿ラストランのセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)がフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)と接触。ターン1のグラベルに飛び出し最後尾に転落した。

続くヘアピンでは周冠宇(アルファロメオ)が単独スピン。アレックス・アルボン(ウィリアムズ)はテクニカルトラブルによりクルマを降りた。エンジントラブルが疑われる。

予選3番手のカルロス・サインツ(フェラーリ)は200Rでクラッシュ。後方を走行していたピエール・ガスリー(アルファタウリ)は、コース上に脱落したトラックサイドボードをノーズに突き刺した。

レースコントロールはセーフティカーの導入を決定。ただその後、レッドフラッグが振られた。レースは当初、14時50分にローリングスタートで再開される予定であったが無期延期され、後に16時15分に再開されると発表された。

続報:フェルスタッペン連覇

ライバルの転落を尻目に、角田裕毅(アルファタウリ)は4つポジションを上げてポイント圏内9番手に浮上。ミック・シューマッハ(ハース)は5つ順位を上げて10番手にまで前進した。

Pos Driver Team Gap
1 マックス・フェルスタッペン レッドブル・RBPT
2 シャルル・ルクレール フェラーリ 2.069
3 セルジオ・ペレス レッドブル・RBPT 3.920
4 エステバン・オコン アルピーヌ・ルノー 5.386
5 ルイス・ハミルトン メルセデス 6.787
6 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ・ルノー 12.123
7 ジョージ・ラッセル メルセデス 13.494
8 ダニエル・リカルド マクラーレン・メルセデス 16.353
9 角田裕毅 アルファタウリ・RBPT 20.408
10 ミック・シューマッハ ハース・フェラーリ 22.199
11 ランス・ストロール アストンマーチン・メルセデス 24.168
12 ケビン・マグヌッセン ハース・フェラーリ 25.188
13 ランド・ノリス マクラーレン・メルセデス 26.033
14 バルテリ・ボッタス アルファロメオ・フェラーリ 27.717
15 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ・メルセデス 31.413
16 セバスチャン・ベッテル アストンマーチン・メルセデス 33.486
17 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ 35.230
18 ピエール・ガスリー アルファタウリ・RBPT 37.871
19 アレックス・アルボン ウィリアムズ・メルセデス 0.000
20 カルロス・サインツ フェラーリ 0.000

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