レッドブルは「さほど遠くない」と2番手ルクレール、進展に手応え
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2023年F1第17戦日本GPの初日セッションを2番手で締め括ったシャルル・ルクレール（フェラーリ）は、レッドブルの背中は「さほど遠くないと思う」と述べ、悪くない1日だったとの考えを示した。
3戦連続のポールポジションを見据えるフェラーリはFP1でカルロス・サインツが、そしてFP2ではルクレールがマックス・フェルスタッペン（レッドブル）に次ぐ2番手をマークした。各セッションでのトップとの差はコンマ6秒からコンマ3秒へと半減した。
鈴鹿サーキットの最終シケインを駆け抜けるカルロス・サインツ（フェラーリ）、2023年9月21日F1日本GP
1日を振り返ったルクレールは「今週末のレッドブルはかなり速そうだけど、それほど離されてはいないと思う」と語った。
「ザントフォールト以前よりもクルマに関する理解は遥かに深まっていて、予想していた以上にマクラーレンとメルセデスとはかなりの接戦だし、良い方向に進んでいると思う」
「過去数レースがそうだったように、クルマを適切なウインドウに入れ込めれば予選では前を争う事ができる。今週末もそれが土曜日の目標だ」
レッドブルとのギャップに手応えを得たとは言え、それは勝負を挑めるという事を意味するわけではないようだ。ルクレールは「ただ、すべてを完璧にまとめ上げたとしても、残念ながらレッドブルの方が強いと思う」と付け加えた。
前戦ウィナーのサインツはレッドブルが以前のような速さを取り戻したと指摘し、今週末のライバルはメルセデスやマクラーレンになるだろうと予想した。
2023年F1日本GPのFP2をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン（レッドブル）。2番手シャルル・ルクレール（フェラーリ）をコンマ3秒差で退けた。3番手にはランド・ノリス（マクラーレン）が続いた。
3回目のフリー走行は日本時間9月23日(土)11時30分から、公式予選は同15時から1時間に渡って鈴鹿サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。