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史上最年少フロントロースターターとなったランス・ストロールは7位、7番グリッドスタートのフェリペ・マッサが8位に入ったことで、ウィリアムズはイタリアGPでダブルポイントを獲得、合計10の選手権ポイントを加算した。
勝敗を決めたのはオープニングラップ、ポールスタートのルイス・ハミルトン(メルセデス)がストロールの前にカバーに出たため、ストロールは3番グリッドスタートのエステバン・オコン(フォース・インディア)に追い抜かれてしまった。レースはその後は均衡状態が続き、最後まで順位を逆転させることは出来なかった。
テクニカルディレクターのパディー・ロウは、貴重なポイントを獲得できたことを喜ぶ一方で、ピットストップでの些細なミスが、ストロールの順位挽回を阻害してしまったと悔しがった。ウィリアムズのマシンはフォース・インディアよりも良いペースを刻んでいた。
ウィリアムズ:F1イタリアGP決勝を終えて
ランス・ストロール決勝: 7位, グリッド: 2位
結果に満足してるし良いレースになったと思うよ。本当に楽しかったよ。スタートに失敗したハミルトンにディフェンスされた事で、オコンにポジションを奪われてしまったから、レースの最初はちょっと残念だったけどね。3位を走行していた時、フェラーリとメルセデスのボッタスに抜かれてしまった。
レース終盤には大きなフラットスポットを作っちゃって、オコンとの差が広がりフェリペに対して守りに入らなきゃならなくなったんだけど、全体的に言えばレースは凄く良かったし、7位でチェッカーを受けられた。期待通りの結果になったね。
フェリペ・マッサ決勝: 8位, グリッド: 7位
チームにとっては間違いなく良い結果になったと思うよ。2台ともがポイントを獲得するのはいつだって良い事だからね。今日は両方の車で10ポイントを手に入れることができたし、レースとバトルに満足してるよ。終盤にランスとの軽い接触があったけど、運良く何も起こらなかった。今日のパフォーマンスとレースに満足してるし、チームとして良い日曜日になったと思うよ。
2017年第13戦イタリアグランプリ決勝レースの詳細については、F1イタリアGP《決勝》結果とダイジェストを参照されたい。