イタリアGP予選に向けてヘルメットを手に取るレッドブルのマックス・フェルスタッペン
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フェルスタッペン、新型スペックCエンジンに満足も「トップ争いをするには速さが全然足らない」

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1日土曜に行われたF1第14戦イタリアGP予選セッションを終えて、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが一日を振り返り、決勝に向けての豊富と見通しを語った。フェルスタッペンはポールのキミ・ライコネンから1.5秒遅れの5番手で予選を終えた。

レッドブルはグランプリ2日目の朝に、信頼性に劣るものの1周あたりコンマ3秒のゲインが得られるとされるルノー・スポール製の最新版エンジン”スペックC”をフェルスタッペンに投入。その感触についてフェルスタッペンは「若干良くなったのは分かった」と一定の評価を与えたものの、トップ争いのためにはまだ大幅な改善が必要だと訴えた。

ルノーPUの道のりは長い

マックス・フェルスタッペン予選: 5位, FP3: 5位

モンツァは僕らレッドブルにとってシーズンの中で最も厳しいサーキットだから、週末が始まる前から5番手って結果を予想してたよ。リザルトはごく普通の事だし、特にがっかりするような事じゃないさ。できるだけの事をやってこうなったってだけなんだから。

ストレートスピードが遅いのはかなり痛手だけど、こればっかりはどうしようもない。今日から新しいエンジンを積んでるんだけど、ちょっと良くなったのが分かったよ。コンマ15秒位ってとこかな。若干良くなって嬉しいは嬉しいけど、真の競争力をつけるには、まだまだ相当大きなステップアップが必要なのは間違いないね。

ベストな結果を目指して頑張ったけど、前の連中とのギャップはかなり大きいね。結果は変わらなかったと思うけど、Q3ではトウが得られなかったから、スリップが使えればもうちょい近づけたかも。何しろメルセデスやフェラーリとの差が大きすぎるから決勝では何もできないと思うけど、やれるだけの事はやってみるよ。

前方のマシンに何かが起きた場合に備えて、離されないようにしなきゃね。僕らはワンストップ作戦で行く予定だけど、多分みんな同じだろうね。スティントを伸ばしたり短くしたりしてもそんなに違わないだろうし、取り敢えずトラブルのないようにスタートする事かな。


ポールポジションは母国フェラーリのキミ・ライコネン。2番手に僚友セバスチャン・ベッテルが続きフェラーリがお膝元モンツァで18年ぶりにフロントロウを独占した。3番手にはメルセデスのルイス・ハミルトンが続く結果となった。

2018年F1第14戦イタリアグランプリ決勝レースは、日本時間9月2日(日)22時10分から行われ、1周5,793mのモンツァ・サーキットを53周する事で勝敗を決する。

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