ピエール・ガスリー、マシンに好感触「どこまで巻き返せるか楽しみ」
7日(土)のF1イタリアGP公式予選を15番手で終えたトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは「モンツァでのSTR14のペースは強力」との認識を示して、最後尾からどこまで巻き返せるか楽しみにしていると語った。
スペック4への載せ替えのために、決勝での降格が確定していたガスリーは、予選Q1を9番手タイムで通過。マシンの性能を確かめた後、Q3へと進出することのないように、Q2では中古タイヤを履き、数周を流して走行した。
同じく降格が確定しているマクラーレンのランド・ノリスもまたQ2へと進出していたため、本来であれば、ガスリーはこれを上回るポジションで予選を終えたいところであったが、1000分の57秒遅れを取ってしまった。
後方スタートも高い期待「どこまで巻き返せるか楽しみ」
ピエール・ガスリー予選: 15位, FP3: 13位
僕らトロロッソ・ホンダにとって、今日はポジティブな土曜だった思う。ペナルティーを受けることが分かっていたから、燃料を多く積んだ状態のクルマに対する理解を深めるために、今朝のセッションではロングランに集中して取り組んだ。でも今の状態を確認するために、予選で一度アタックしてみることにしたんだ。
クルマの感触はすごく良かったし競争力も高く、トップ9のタイムでフィニッシュすることができた。Q2では、Q1で使っていた中古タイヤを履いて何周か走って終わりにした。グリット最後尾からスタートすることが分かっていたからね。週末を通してクルマの調子はすごく良く、力強いペースを発揮していたよ。
ペナルティを受けるとは言え、僕としては明日のレースでチャンスがあると思ってるし、自分達がどこまでやれるか楽しみでしょうがないよ。
ポールポジションはシャルル・ルクレール。フェラーリのお膝元で通算4度目のポールを獲得した。2番手はメルセデスのルイス・ハミルトン。3番手にはバルテリ・ボッタスが続いた。
2019年F1第14戦イタリアグランプリ決勝レースは、日本時間9月8日(日)22時10分から行われ、1周5793mのモンツァ・サーキットを53周する事で勝敗を決する。