大量のエアロレイクを付けてカタロニア・サーキットを走るトロロッソ・ホンダSTR13、2018年インシーズン・バルセロナテスト初日copyright Honda

ホンダF1本橋「予防措置としてPUを載せ替えたが、損傷している可能性は否定できない」F1バルセロナ合同テスト初日

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ホンダF1の副テクニカルディレクターを務める本橋正充は、オイルラジエーターの故障によってパワーユニット本体がダメージを受けている可能性がある事を明らかにした。

15日火曜にカタロニア・サーキットで行われた’18年最初のインシーズンテスト初日、トロロッソ・ホンダSTR13はシャシー関連のトラブルを抱えた事で、予防措置としてエンジン交換を実施した。

セッションを終えたスクーデリア・トロロッソのジョナサン・エドルズは、オイルラジエーターが故障していた事を公表。かなり大量のオイルが漏れたという。

予定外の作業に追われた事で、チームは午後のセッションの大部分を棒に振ることとなり、この日ステアリングを握ったショーン・ゲラエルは、全13台中最も少ない僅か50周の走行に留まった。

午後に予定されていたタイムアタックは実施できず仕舞いとなり、ゲラエルは午前中にソフトタイヤで記録した1分21秒935で12番手。最下位13番手のオリバー・ターベイはピレリのタイヤテストでの参加であったため、ゲラエルは事実上の最下位に甘んじる事になった。

パワーユニットが損傷している可能性もある

本橋正充副テクニカルディレクター

今回の二日間のテストでは、パワーユニットに関する幾つかの新しいアイデアを評価する計画を立てていました。残念なことに、午後のセッションの初めに車体に問題が発見されたためパワーユニットを交換しなければならず、走行時間が限られてしまいました。あくまでも予防措置ではありますが、パワーユニットの幾つかのエレメントがダメージを受けている可能性もあります。

とは言え、50周を走りきったことで幾つか有益なデータを得ることができました。セッション終了間際になってしまいましたが、トロロッソとホンダのメカニック達は、ショーンをコース上に戻すために本当に素晴らしい仕事をしてくれました。その結果、マシンをチェックし全て問題ないことを確認することができました。明日はより生産的な1日になることを祈っています。


初日トップタイムはマックス・フェルスタッペン(Red Bull)、2番手にカルロス・サインツ(Renault)、上位2名がハイパーソフトタイヤでの計測となった一方、3番手セバスチャン・ベッテル(Ferrari)はソフトタイヤで自己ベストを刻んだ。詳しくは、F1バルセロナ合同テスト初日結果を参照されたい。

2日目のテストは、現地16日(水)9:00〜13:00及び、14:00〜18:00の2回のセッションが予定されている。トロロッソ・ホンダの2日目は、レギュラードライバーのピエール・ガスリーが担当する。