2022年シーズンのインディカー・シリーズ第8戦ロードアメリカGPの予選がウィスコンシン州現地6月4日(土)に行われ、アレクサンダー・ロッシ（アンドレッティ・オートスポーツ）が2019年6月のデトロイト以来、3年ぶり、通算7回目のポールポジションを獲得した。

ロッシは最終ラップで1分44秒8656を記録。ジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）を2番手に、アレックス・パロウ（チップ・ガナッシ）を3番手に押さえて最上位グリッドを手にした。

ロッシがポールに立った事で、2022年シーズンは開幕8戦すべてで異なるドライバーがポールポジションを獲得する事となった。これは異なる9名がポールシッターとなった1961年以来の出来事だ。

先週末のデトロイトでは予選2番手と、今季最高のスタートを切ったデイル・コイン・レーシング with RWR の佐藤琢磨だが、今回はオルタネート・タイヤでタイムを伸ばせず、Q1敗退を喫して19番手に留まった。

自身通算8回目のロードアメリカ決勝を前に佐藤琢磨は「今日は浮き沈みのある1日となりました」と予選を振り返った。

「プライマリータイヤを履いた状態でのクルマは上手く仕上がったと思うのですが、肝心の予選ではレッドタイヤを装着したマシンから最大限を引き出す事ができず、残念ながら第2セグメントに進出できるような良いラップを刻めませんでした」

「天候的にも入り混じった状況ではありましたが、最終プラクティスで幾つかに取り組んだ結果、クルマは改善されたと思いますし、予選を終えた今はレースを楽観視しています。明日、素晴らしいレースができることを期待しています」

ハイライト動画

第8戦ロードアメリカGPの決勝は日本時間12日(日)25時30分（午前1時半）よりGAORA SPORTSで生中継される。視聴には「スカパー！」の他、光回線を使った「ひかりTV」「auひかり」なら、面倒なアンテナ設置なしでインディカーを楽しむ事もできる。また決勝はHulu ライブTVでもストリーミング配信される。

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2022年第8戦ロードアメリカ予選順位結果